【今日のクラシコム】スタッフ大貫をゆる〜く密着するなかで思ったこと。
編集スタッフ 青木
先日発売になったばかりのMOHEIM/収納ボックスは、色違いの3サイズで9アイテム。(※こちらの商品は近日再入荷を予定しております。)
読みかけの雑誌を入れたり、おもちゃ箱にしたり、重ねれば小さな家具のようにもなるボックスです。どことなく北欧をおもわせるカラーにも、心をギュッとつかまれてしまいました。
素敵な収納ボックスですね。
使い方は無限大。手にした方や、組み合わせによって、いかようにも印象が変わります。だからこそ、商品の紹介ページを担当したスタッフは悩んだのではないでしょうか。
「どんなふうに紹介しよう」と。
担当したのは入社1年目のスタッフ大貫。
当店では商品を担当すると、紹介文、スタイリング、カメラ撮影まで、全てを担当します。
大貫は収納ボックスの商品ページを担当するにあたり、どんな事を考え、どんな準備をしたのでしょうか。シマッタ!という瞬間もあったりしたのでしょうか。
撮影スタジオの横を通るたび、ボックスと向き合う姿を見ていたので(しかも写真も撮ってた)商品が発売になった後に、少し話を聞いてみました。
今日は、その話を聞いて感じた事を書いてみます。
撮影する前にまず考えた事はなんですか?
大貫
「商品の使い方や、商品ページの仕上がりイメージについては、バイヤーとしっかり打ち合わせました。その上で、私ならどんなふうに使いたいのかな、という事を考えました。
それと、撮りはじめるまでに商品と仲良くなっていたかったので、自分の家に置くならどの組み合わせにしよう、何を入れよう、という事をぐーるぐる考えていました」
お店としてどんな風に紹介するかという事も大事だけれど『もしも自分がお客さまだったら、この商品についてどんな事が知りたい?』という事を、カメラを持つ瞬間まで思い巡らしていたようです。
撮影のために準備した小物類は、スタッフの自宅から持ち寄ったぬいぐるみや、オフィスに並ぶ雑誌。オフィスで育てている植物や、園芸用品もありました。
シマッタ!ちょっと冷や汗エピソード。
これだけぐるぐる考えて撮影ポイントを書き出しても、いざ撮り始めると足りない事が見えてきたのだそうです。
大貫
「どう使うかの次に、中に何を入れるかを考えて撮っていたら、気がつけば箱の中を覗き込む写真ばかりになっていたんです。どんな形でどんなサイズなのか、組み合わせた箱の高さはお家の中でどんな存在感になるのか。すごく大事なポイントなのに、そこを伝える写真をまだ撮ってない!って。納期も迫っていたのでドキーーンとしました」
これは他のスタッフも同じ。撮影に慣れてきたスタッフでも、撮影するうちに追加で載せたい写真がいくつも出てきます。
彼女がドキーンとしたあとに撮影したのが、こちらの、ソファー横やテレビボード横に置いてある写真。
この写真を撮っていた時、彼女の心の中に、そんなヒヤットエピソードがあったなんて。
そうだったんだと思うのと同時に「私も同じ!」と思いました。
ヒヤッとするたびに、心はざわつき「約束の日に間に合うかな、間に合わせたい!」と慌ててしまうけれど、そんな経験を繰り返すうち、いつの間にか独り立ちする日が来ます。
ふと気がつけば、シマッタ!と思った時の気持ちの切り替えが、前よりも速くなっていたり、リカバリーするためのフットワークが軽くなっていたり。
かと思えば、私どうしちゃったんだろうと思うくらい失敗を引きずってしまったり。
それは他のスタッフも同じようで、社内を見渡せば、いつも誰かがほっとしたり、慌てたりしています。店長も社長も、入社したばかりのスタッフも、先輩スタッフも。
だから、誰の心の中にも同じように「まずは目の前のことを一個ずつ。深呼吸してやってみよう」という気持ちがあるんじゃないかな、と思っています。
担当するお仕事、一つ一つが勉強です。
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