【バイヤーのコラム】笑いあり、喧嘩あり。恒例の母娘2人旅。
商品プランナー 佐藤
まだ私が大学生だった頃、冬休みを利用して母と2人でイギリス旅行へ行きました。
その旅路はまさに珍道中で、旅行中母と何度も喧嘩をしたことが思い出されます。
もちろん、楽しかった思い出もたくさん。
今でも母と当時のことを思い返してはあれこれと話をします。
(盛り上がる話は大抵、トラブルや喧嘩ネタなのですが…笑)
その旅以来、年に数回母娘2人で旅行へ行くのが恒例となりました。
今年の母娘旅第一弾は…
今年初の母娘旅の行き先は、先日のゴールデンウィークにバスツアーを利用して訪れた栃木県。
ツアーのメインは益子の陶器市でした。
私も母も和食器が好きなこともあり、事前にお目当の作家さんをしっかり調べて、限られた時間を有効に使うべく綿密なスケジュールを立てて臨みました。
しかし当日はゴールデンウィーク初日と言うこともあり、長いなが〜い渋滞に捕まってしまい…。
到着までに5時間(!)かかったため、結局予定の半分しか時間がなくなってしまい、スケジュール通りにはいかなかったのですが、お互いに気に入った食器に出会えてほっと一安心。
その後、いちご狩りで甘くておいしいとちおとめをお腹いっぱい食べて胃袋も満たされ、心身ともに大満足の旅となったのでした。
母として?一人の女性として?
幼いころから、見た目も性格も母そっくりだと言われていた私。
大人になってからは趣味や好みもなんだか似てきて、偶然同じ服や物を持っているなんてこともしばしば。
旅先でも母娘というよりかはなんだか友達同士のように、2人できゃっきゃと楽しんでいます。
年齢を重ねるとともに、少しずつ変化しているように感じる母との関係。
その要因はもしかしたら、私自身が子どもの頃に見ていた母の年齢に近づき、仕事と家庭の両立に日々苦戦する中で、母に対して「一人の女性として」尊敬する気持ちが生まれてきたからなのかもしれません。
母として、妻として、そして一人の女性として一番身近な先輩が、私にとっては母なんだな〜と最近改めて気づきました。
同年代の友人とわいわい行く旅ももちろん楽しいですが、なんだか落ち着く母娘旅。
次回の旅先はどこにしようかと夏から秋のカレンダーとにらめっこしながら次の計画を立て始めています。
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