【スタッフコラム 】「自由な気分」を味わいたかったんだ!と気がついたゴールデンウィーク
編集スタッフ 青木
ある日の休日、子供と喫茶店でケーキを食べながら「何日か休みがあったとしたら、どこへ行きたいか?」について話したことがありました。
海のある町いいよね。山のレトロなホテルとかも泊まってみたいね。そう言えば旅館って行ったことないね。でもさ、どれも今の気分じゃないね。おもてなしされるのも嬉しいけど、なんか、自分でやりたいっていうか。静かな森とかでさ、簡単なもの作って食べてさ。あぁいいな、自由な感じがする。うん、そういうのやりたいね。それって……キャンプじゃない??
話せば話すほど、心のコンパスはキャンプを示します。
本当はGW中に行きたかったのですが、準備が至らなかったので、長い休みを使ってゆっくりじっくりキャンプの道具を揃えることにしました。
買った道具を家で試し、キャンプの練習をする連休も楽しそうな気がします。
まず考えたのは、どこへ行くか、どんな風に楽しみたいか、それには何が必要かということ。
車のない我が家にとって、移動手段は電車・バス・レンタカーとなるので、リュックひとつで行けるようなモノ選びから検討をはじめました。
実はもともと「リュックひとつ、身一つ」のキャンプに憧れもあったんです。
結婚当初に何度かキャンプに出かけた時のこと、私たちのテントの近くに女性のソロキャンパーがいました。
リュックひとつで現れて、小さなストーブで枝豆を茹でたり、小さなお鍋でスープを作っている様子がたまらなくかっこよく見えて、設営から片付けまでのスマートさ、コンパクトさに、夫と2人でほれぼれしたのでした。
それ以来、その時のソロキャンパーが、私たちの憧れの基準になりました。軽量でコンパクト、必要最小限にして十分な道具、できればリュック一つにまとめる。あぁなんてかっこいいんだ!
初心者の私たちに、あのスマートさはハードルが高いかもしれないけれど、リュック一つでキャンプが楽しめるようになったら……と考えるだけで心が軽くなります。
そんな憧れがあったのと、子供も中学生になったので、私たち夫婦は2人用のテントを、子供にはソロキャンプの道具を揃える事にしました。
その提案をものすごく喜んでいる様子が見れたのも嬉しかったです。
親に付いていくだけの旅行やお出かけが得意ではないかわりに、自分でできることがある企画には積極的だ。
▲さっそく組み立ててくつろぐ中学一年生。彼の中では、これがすでにキャンプのようです。
寝袋の下に敷くマットは、思った以上に背中にやさしく、寝袋は暖か。これで完成形ではないけれど、テントもスムーズに組み立てられたし、快適に過ごせるようにできてるんだな〜と、いちいち感動させられます。
安全に、快適に自然を楽しむための優しさが詰まってて、初心者への間口も広い。道具はどんどん良くなっているのかもしれないな。
そんなことを感じながら寝袋でごろごろしたり、揃えた道具を一つ一つ試すたびに、自由な気分が胸いっぱいに広がります。
あまり自覚していなかったけれど、私は最近、この自由な気持ちがほしかったのかもしれません。
この気分が「非日常」なのでしょうか。
だとすると、非日常は向こうからやってくるものではなくて、興味を持って求める時にこちらを振り向いてくれるものなのかもしれません。
5月も半ばになりますが、今年はこれまでよりも自覚的に「非日常」を前のめりで楽しんでみようと思います!
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