【スタッフコラム】わたしの師走のルーティン
バイヤー 森下
大人になってから、行事という行事をスルーしてしまう自分がいます。
季節や街並みの雰囲気でなんとなく、ハロウィンだな、クリスマスだな、とは思いつつも、いつもその時期が終わってから「あー何もしなかったな」となることが増えました。
最近では誕生日でさえ、夫婦ともに「あ、忘れてた」となるほど。これは反省ですね。
そんな私でもこの師走の時期になると必ず行うルーティンがあります。
ルーティンというほど大それたことではないですが、これらをやることで1年締め括れたな! という気分になるんです。
①家中を整理整頓し、ものを手放す
▲増えがちな文房具もこの1箱に収まる分だけにします。なぜか毎年パンパンに。
わたしは掃除は苦手なのですが、整理整頓は得意な方。この時期はそれに加えて「手放すもの」を決めます。
手放すの決め手は、「来年もし引っ越すとしたら、新居に持っていく必要があるか否か」。
服はもちろん、本や文房具、食器類、キッチン用品などなど、カテゴリー問わず自分の中で裁判が始まります(笑)
作業していくとだいたいの場合、必要なものより「いつか使うかもしれないから取っておきたいもの」がほとんど。
そういうものは潔く、家族や友人に譲るか処分してしまいます。
わたしより夫の方が捨てられない人なので、毎年「これは必要?これは?」と聞きはじめると、またこの季節がきたか〜と言われます(笑)
でもこの作業のおかげで、本当に必要なもの・大切なものが再確認できたり、限られたスペースの中でも空白部分ができることも。
その分新しいものを迎え入れるスペースができるので、ワクワクが生まれるんです。
②家計簿の帳尻合わせ
昔から貯金好きなのと、突発的な事件に対してすぐに対応できないと異常に不安を感じてしまう性格なので、家計簿を毎月欠かさずつけています。
毎年、年明け早々にこれから先一年の支出や貯金の予測をざっくり立てるのですが、12月はその1年分の結果の照らし合わせ作業。
なんだか答え合わせしているような感じが好きで、約4年続いているんです。
わたしはお金に関して相当な慎重派(ただのケチとも言えます。笑)なのですが、どうしても「お金を使わない=健全で正しい!」と思いがち。
でもこの年間の帳尻合わせをすることによって、出費に対して「これはいいお金の使い方だったな」と思えるようになってきたのがここ数年の収穫です。
そんな中でも、予定より貯金がちょっとでも貯まってると嬉しいんですよね!
そして振り返りが終わったら、また来年分の1年間の支出と目標の貯金額をざっくり決めます。見通しが立つので、新年を清々しく迎えられるんです。
* * * * *
この2つのルーティンを毎年行うことで、自然とその一年を振り返られるようになった気がします。
「今年は衣食住の中でも住に重きを置いた年だったな」
「来年こそロボット掃除機やカメラかほしいな。でもまた再来年とかに持ち越しになるんだろうな」
などなど。
また来年も目の前のことをこなすので精一杯になるだろうけど、マイペースに過ごしたいなと思います。
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