COLUMN
【スタッフの愛用品】玄関だってお部屋みたいに。小さなスペースがお気に入りになる「シェーカーミラー」
編集スタッフ 小針
かつては仕事にしていたほど、インテリアを考えることが好きです。
だけど最近は仕事にプライベートにバタバタが続いていて、以前よりも部屋の中に目を向けることが少なくなっていたように思います。
昨年の冬に越してきた今の家も、前の部屋から持ってきた家具をとりあえずおさめて、ここに来てから揃えたものはほんの数えるほど……。
そんなくすぶっていたインテリア熱が再燃したのが、夏の初めに行った北欧旅行でした。
▲デンマークで訪れたフィン・ユール邸
様々なお店を巡ったり建築家の自邸などを訪れて、自分の「好き」を再確認。少しずつでも、自分が心から居心地よいと思える空間を作りたいと、再び思うようになりました。
帰国後、さっそく今の部屋をぐるりと観察。旅行の興奮もあってか、あれこれやりたいことが浮かんできます。
でも何事もまずはスモールスタートから。ずっと気にかかっていた「玄関周り」からとりかかることに。
今日はその様子を、お伝えしようと思います。
なんだか寂しい玄関、もう少しなんとかしたい……。
やや古い団地の一室である我が家の玄関は、作り付けの収納などが全くないまっさらな空間。
DIYで簡易的につくった靴箱を置いて、その上にドライフラワーやアートなどを飾ってはみたものの、なんとなくがらんとした寂しさが拭えませんでした。
玄関に滞在する時間は、毎朝靴をはいてドアをくぐる、ものの5秒ほど。ですが、廊下の先にあるこの場所は洗濯やトイレのたびに目に入り、「もう少しなんとかしたい……」とずっと気になっていたんです。
そこで先述の旅行から帰宅後、当店のインテリアアイテムをくまなくパトロール。そのときに目についたのが、「シェーカーミラー」でした。
軽いから、賃貸でも簡単に取り付けられました
届いてまず驚いたのが、見た目に反してとっても軽いということでした。
木枠のミラーってずっしり重たいイメージがあったのですが、この「ラウンド・Sサイズ」は約430gととっても軽量。賃貸の私の部屋でも問題なく取り付けられる重さです。
ミラー背面には紐を通せる金具が付いているので、自宅にあった麻紐を通して、準備はOK。
▲紐をぴーんとはるのがポイント。ゆるいと掛けたときに上から見えてしまうので、ご注意を。
思ったより軽かったので、壁に引っ掛けるためのピンはフックタイプではなく、2本針がついた石膏ボード用のシンプルな押しピンを使用しました。
壁掛けアイテムはなかなか一発で「ここ！」と思える場所に飾れることが少ないので、ピン1つで取り付けができて、バランスを見て移動がしやすいことも「助かる〜！」と思えるポイントでした。（現に今回も1回ミスしてしまいました汗）
もの寂しかった玄関が「好き」と思える空間に
ミラーを実際に飾ってみたアフターの玄関は、こんな様子。がらんとしたまっさらな壁が適度に埋まって、今まで感じていた “もの寂しさ” がなくなりました。
小さなスペースだからこそ、この「小ぶりでシンプルな円形」がぴったり。
ドアや靴箱といった直線に囲われた空間にやわらかな曲線が加わったことで、玄関がちょっぴり楽しげな景色になりました。
そして何より、この曲木の美しい佇まいが一番のお気に入り。
暮らしの名品として名高い「シェーカーボックス」と同じ技法で作られているそうで、縁のボックスのようなあしらいに “道具っぽさ” を感じ、愛着が湧いてきます。
今まで玄関はどちらかといえば利便性重視で、家の中ではちょっと孤立したスペースでしたが、このミラーが加わったおかげで、部屋とひと続きの居心地のいい空間に変わったように感じます。
今では廊下を通るたびに気持ちがルンと弾む、お気に入りの景色になりました。
靴を履いてから鏡を確認できるって、便利！
玄関にシェーカーミラーを迎えたことで、嬉しい暮らしの変化もありました。
それは、出かける直前にちょっとした身だしなみチェックができるようになったこと。
これまで幾度となく、靴を履いたあとで「リップ塗り忘れた！」とか、「髪、大丈夫かな？」といったことが気になって、せっかく履いた靴を脱いでまた洗面所に戻る……なんてことがあった私ですが、鏡が来てからというもの、そういった二度手間がグッと減りました。（忘れ物はいまだによくあります汗）
小ぶりですが顔全体が映る大きさなので、顔周りの身だしなみチェックには事足ります。最近は近所のスーパーに出かける時も、この鏡をチラッと覗いて「よし、オッケー」と家を出ることが増えました。
そうそう、これを機にエコバッグをかけておくスペースも玄関に作ってみました。使ったのは、つい最近発売された工房カワサキヤの「トゥルフック」。
ミラーとフックが加わったことで、ちょっとそこまで出かけるときの身支度はここで完結。玄関としての利便性も、想定外に向上中です。
リビングにも掛けてみました
手元に届いた当初、あまりの素敵さに玄関にはちょっともったいないような気もして、試しにリビングにも掛けてみました。
広いスペースではポツンとしてバランスよくないかな〜と予想していましたが、ほどよい存在感で意外にもしっくり。
何かの雑誌で読んだ “飾る時は受け皿になるものを用意する” ことを意識して、棚の真上に飾ったのもあるかもしれません。
もう一箇所、棚の上に立てかけてみた感じも素敵でした。
少し厚みのあるコンパクトなミラーだからこそ、こうした立てかける飾り方もできて、今の玄関に飽きたら棚の上にちょっとしたドレッサースペースを作るのもいいな〜と、妄想が膨らみます。
さて、再び火がついてきたインテリア熱。冷めないうちに他の場所も、少しずつ手をつけていきたいなと思います。
次は少しスペースを広げて、自分のデスク周りをよりよくできないかな？と思案中です。
今回ご紹介したアイテム
▼サイズ違いもございます
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