たのしいポテサラ
【たのしいポテサラ】02:隠し味はバタピー。夏野菜が主役の「フライドポテトのエスニックサラダ」

【たのしいポテサラ】02:隠し味はバタピー。夏野菜が主役の「フライドポテトのエスニックサラダ」

食卓の定番、ポテトサラダ。いつものマヨネーズ味も捨てがたいけれど、味付けも食材ももっと自由でいいのかもしれないと思ったら、お馴染みの副菜に無限の可能性を感じました。

「ポテサラって楽しい!」そんな気持ちにさせてくれる、夏真っ盛りにぴったりのレシピを2名の料理家さんに教えていただいています。

2品目は、大のフライドポテト好きと話す今井真実さんに聞いた、エスニックなサラダ。

いつもの食材と調味料でつくる夏らしい一品。野菜だけなのに満足感たっぷりで、子どもも大人も大好きな味です。少ない油で美味しいポテトを揚げるコツも伺いましたよ。


1品目から読む



おなじみ食材で異国の香り。
ホクホクポテトのエスニックサラダ



材料(2人分)

じゃがいも…200g 
赤玉ねぎ…20g
ミニトマト…7個
パクチー…2本
バターピーナッツ…10g

オリーブオイル…大さじ2

【和え衣の調味料】
にんにく(すりおろし)…少々
粒マスタード…大さじ1/2
カレー粉…小さじ1/2
レモン汁…小さじ1
塩…小さじ1/4
砂糖…小さじ1/4

今井さん:
「お子さんが召し上がる場合は、砂糖を2倍量にするとよりスパイシーさが和らぐのでおすすめ◎

パクチーが苦手な方は青ネギやミント、ディルなどの香草に変えてもOKです」



作り方

①じゃがいもを揚げる

じゃがいもを1cmの厚さのいちょう切りにし、水に浸けてでんぷん質をとり、水気をしっかり拭く。

フライパンにじゃがいもを入れ中火にかけ、パチパチ音がしてからオリーブオイル大さじ2を注ぐ。

面を返しながら、全体がこんがりきつね色になり、外側がカリッとするまでじっくり揚げ焼きにする。

△お箸を刺してみて、すっと通れば火が通った合図です

揚がったらバットに取る。

今井さん:
「じゃがいものでんぷん質と水気をしっかり取ることが、カリッとしたポテトを揚げるための一番のポイント。

今回はサラダなので和え衣と混ぜますが、もちろんこのまま食べても美味しいですよ」


②和え衣をつくる

じゃがいもを揚げている間に、ボウルに【和え衣の調味料】を合わせる。赤玉ねぎ(薄切りにして水にさらし、よく絞る)とミニトマト(粗みじん切り)を果汁ごと加えよく混ぜる。


③ポテトと和え衣を和える

2のボウルに1のフライドポテトを合わせ、大きく和える。最後に刻んだバターピーナッツを加え、全体をサッと和える。

器に盛り付け、刻んだパクチーを散らして完成。

今井さん:
「ポテトの熱でバターピーナッツのバター風味が溶けて、ほんのりとしたアクセントになります。

はじめから入れるのではなく、最後にふわっと混ぜ込んでみてくださいね」


自分で揚げるポテトは、やっぱり格別です

今井さん:
「サラダと聞くと子どもって大抵『え〜!』って不服そうな反応をしますよね(笑)。

だけど、子どもの大好きなフライドポテトとカレー味をかけ合わせたこのレシピならきっと喜んでくれるはず。エスニック風味で大人も満足できて、家族みんなが嬉しいポテサラだと思います。

少ない油で揚げる分時間はかかりますが、自分で揚げるポテトの美味しさはやっぱり格別。ぜひ夏休みに作ってみてもらいたいです」

***

思わず「夏だ〜!」と口に出してしまうほど爽やかなエスニック風味のポテトサラダ。

けれど、お酢を使っていないので酸味はマイルド、カレー粉由来のスパイシーさで辛みはほとんどなく、なるほどこれは子どもも大人も大好きな味です。

そして、それを受け止めるフライドポテトのホクホク美味しいこと。

自分の中の「ポテサラ」の定義がぐんと広がったことで、我が家の夏の食卓がより楽しく、彩り豊かになりそうな予感がしています。


【写真】ニシウラエイコ




もくじ

今井 真実

料理家。noteに綴るレシピやエッセイ、Xでの発信が幅広い支持を集め、さまざまなメディアでレシピ制作、執筆を行う。近著に『フライパンファンタジア』(家の光協会)、『今井真実のときめく梅しごと』(左右社)、共著『はじめて・りょうり ごはん』『はじめて・りょうり トマト』(福音館書店)、『毎日のあたらしい料理2』(KADOKAWA)などがある。

Instagram:mamiimai

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