「よしなに」過ごす
自由で心地いい家
ルームツアー動画番組「あそびに行きたい家」。
今回お邪魔したのは、映像プロデューサーのリュウさんとグラフィックデザイナーの夏窓(かまど)さん宅。築45年2LDKの賃貸マンションに暮らしています。
お二人は家に「よしなにハウス」という名前をつけて、ご友人たちを気軽にもてなし、温かい空間づくりを楽しんでいるのだそう。
和モダンなアイテムから北欧、ヴィンテージのものまで、あらゆるジャンルのものが心地よく調和するお部屋。そこに並ぶ道具のことや、自分たちらしい空間づくりについて、たっぷりとお話を伺いました。ぜひYouTubeでお楽しみください。
好きなものを好きなように

部屋の中に一歩足を踏み入れると、キャッチーでカラフルなインテリアや、2人の思い出の品々が心地よく調和して並んでいます。世の中のトレンドや「正解」にとらわれず、自分たちが本当に心惹かれるものを大切にしているといいます。
リュウさん:
「自分たちの好きなものを、好きなように置くっていうのを大事にしていて。地元で作られた工芸品だったり、2人のゆかりのあるものだったり、インテリアの中に混ぜ込ませています。
そのインテリアを見ただけで『あ、この人たちだな』って分かるようなお家を目指しているんです」

夏窓さん:
「お互いに好奇心があって、あらゆるジャンルに対して抵抗がないんです。彼の好きなものも、理由を知るとどんどん好きになりますし、自分の暮らしにも取り入れたくなりますね」
リュウさん:
「『これ置いたらどうなるんだろう?』って試してみると『意外といいじゃん』って思うんです。その積み重ねを楽しんでいます。最近はAIで正解を出すのが簡単になったからこそ、より自分たちが本当に好きなものは何か、に素直に向き合っていたいなって思います」
間取りにとらわれない空間づくり

リビングダイニングと和室を仕切っていた襖を取り払い、ひと繋ぎの大きなワンフロアとして使っている2人。キッチンの真ん中に置いた冷蔵庫も、収納を添えてカウンターのようにレイアウトし、空間をゆるやかに仕切る役割を果たしています。
和室はちゃぶ台を置いて、リビングの延長のような場所として開放。さらに押し入れの扉を外して作業デスクにするなど、決められた間取りの用途にとらわれない工夫が詰まっています。

夏窓さん:
「賃貸でお部屋を探すとき、和室があることは絶対の希望でした。古道具や銭湯のような日本の古き良き文化が好きで、地ベタにそのまま寝っ転がれるのも魅力ですね。押し入れだった場所も扉を撤去してデスクにして活用しています」
「よしなに」過ごす自由で心地いい家

お家のトレードマークにもなっている暖簾には、漢字の「良」をモチーフにした「よしなにハウス」オリジナルのロゴが施されています。デザインは、グラフィックデザイナーをしている夏窓さんが手がけたのだとか。
リュウさん:
「昔から『よしなに』っていう言葉が好きで。良きように、という意味の中に、余白や優しさ、余裕がある気がして。
この『よしなにハウス』という名前を付けてロゴを作ったことで、友人たちもそういう場所として集まって楽しんでくれるようになった気がします」

夏窓さん:
「この家に引っ越すときも人を招く前提でお部屋選びをしました。
今では来客がある時はコース料理のようなメニューを作っておもてなししたり、初めて来たお友達がお昼寝してくれたり。みんなリラックスして過ごしてくれているのが嬉しいですね」
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【撮影・編集】大西宏樹


リュウ・夏窓
映像プロデューサーとして活動するリュウさんと、グラフィックデザイナー・イラストレーターとして活動する夏窓(かまど)さん。2人が暮らす家には、みんなが集まるカフェ的空間という意味を込めて「よしなにハウス」と名付け、ご友人をもてなすホームパーティーや、空間づくり・暮らしにまつわる発信を行っている。
Instagram:@yoshinani_house

