あの人が着てみたら・使ってみたら
【あの人が着てみたら】いくつになっても「ベーシック」が心地いい。今井クミさんのタートルネックニット着回しコーデ

【あの人が着てみたら】いくつになっても「ベーシック」が心地いい。今井クミさんのタートルネックニット着回しコーデ

仕立てのいいニットが1枚あれば、日々の着こなしにも心強く、冬のおしゃれがぐっと楽しくなります。

そんな冬の着回しに、主役としても脇役としても活躍する「やわらかウールの定番タートルネックニット」をつくりました。

どんな方にもデイリーに着回していただけるよう、カラーもシルエットもベーシックに。1枚でもアウターの下に重ねてもすっきりきれいに着こなせるよう、細部までこだわったデザインです。

こちらの特集では、鎌倉で喫茶店兼ショップ「アピスとドライブ」を営む今井クミさんに実際に着ていただき、ふだんの装いに合わせた着回しを見せていただきました。

▲タートルネックの後ろ側にはスリットが。フリーサイズで、カラーはブラック・グレージュ・チャコール・ネイビーの4色展開です

*商品写真の色は、商品ページをご覧ください。天候、モニターの設定、照明等により、実際の商品と色味が異なる場合がございます。

「ちょうどいい襟元に」やわらかウールの定番タートルネックニット


「ベーシック」なものを、今の気分に合わせながら

普段からモノトーンでシンプルな装いの今井さんにとって、「ベーシックなアイテム」への愛着は、子ども時代に遡るそう。

今井さん:
「振り返ってみると、子どもの頃からシンプルなデザインの服が好きでした。もちろん、親の好みの影響もあったと思うんですけどね。

私の母親世代は、料理やお菓子だけでなく、洋服も型紙の本を見ながら自分で作る人が多かったんです。だから、ベーシックなアイテムが身近にありましたし、大人になった今でも、そこが原点だからか、そういうスタイルがすごく好きですね。

年齢を重ねるにつれて、着こなし方は少しずつ変わってきました。20代の頃の服を当時と同じように着ても、今はしっくりこなくて。でも10年くらい着ていなかった服に今の自分に合うアイテムを合わせてみると、新しい発見があるんです。好きなものを今の気分でアレンジするのが、最近は面白いですね」

長年東京でデザイナー・アートディレクターとして働き、現在は鎌倉に住まいを移されている今井さん。そうした中で、普段の装いに変化もあったよう。

今井さん:
「東京で、トレンドの移り変わりが激しい街に住んでいたこともあって、以前は『きちんとしたものを着なきゃ』と思っていたんです。

でも4年前に鎌倉に移ってきて、まわりにリラックスした服装の方も多いからか、私自身もここではあまり肩肘はらない服装に落ちついてきたな、と感じています。

たとえば、きれいなシルクのブラウスを着るときには、ざっくりとしたベストを重ねたり、デニムを合わせたり。そんなふうに、きちんとしすぎず、少し着くずして楽しむことが、私にとってはとても新鮮で、いいなと思っています」

そんな今井さんに着ていただく、冬の定番アイテム「タートルネックニット」。

今井さん:
「私自身タートルネックが大好きで、冬にはよく着ています。定番のアイテムって、シンプルだからこそ着こなしが単調になったり、マンネリ化してしまったり、難しく思えることもありますよね。

その点、このニットは形はベーシックなんですが、襟元にスリットがあったり、脇にデザインが入っていたり。定番なのに、新鮮さを感じさせる要素があるところがいいなと思いました」

この記事では、グレージュ・ブラック・チャコールの3色をとり入れた着回しを見せていただきました。




今井クミさんの
「定番タートルネックニット」着回しコーデ

フリーサイズ着用(身長155cm)


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お芝居や歌舞伎鑑賞は
「グレージュ」ワントーンコーデで

グレージュは、顔まわりを明るく見せてくれる、肌なじみのいい色味。まずは白のスラックスを合わせて、ワントーンコーデに。

今井さん:
「3色のうち、一番スムーズにコーディネートが決まったのが、このグレージュでした。

小柄なので、上下で色を分けるよりも、同系色でまとめた方がバランスよく着こなせるかなと思い、近い色味のアイテムを合わせて。

ネックレスは、今回は少し長めのものを選んで、コーディネートのワンポイントにしました。全体のバランスが下に重くなりすぎないよう、トップスの丈感に合わせて長さを調整しています」

「こうして着ていると、襟元の長さがちょうどいいですね。立ち襟にしてふんわりと自然な雰囲気にしたり、一折りしてもきれい。

後ろに入っているスリットのラインもすっとして見えて素敵。重ね着が増える冬にうれしいですね」

ボタニカルな模様をあしらったリネンの羽織を重ね、縄文編みのバッグを提げて、お出かけの装いに。

今井さん:
「トップスが明るめの装いをする時には、こうして落ち着いたトーンの羽織を組み合わせ、着こなしや色合いを整えています。

今回は、東京へお芝居や歌舞伎を観に行くような日をイメージしました。

明るい色のワントーンコーデって、それだけでもきれいな印象になるので、お出かけなどできちんとしたい時にはぴったりだなと思います」



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シックな「ブラック」は、
ツイードパンツ・自然モチーフのアクセサリーを

続いて、着回し力抜群の「ブラック」に合わせて。

今井さん:
「ボトムスに素材感の異なるハンドメイドのツイードパンツ、足元は白いレースアップシューズを合わせてみました。

ニットはフリーサイズですが、裾のリブでしっかりとどまってくれるので、好みの丈感に調節して着回すことができるのがいいですね」

「私自身、こうしたシンプルで形のいいアイテムに、アクセサリーを合わせて着るのが好きで。

耳まわりにはあまり大きめなものをつけず、控えめなアクセサリーを。代わりに、胸元や指先には大ぶりなアクセサリーをつけてアクセントにしています。

今回耳元には『お米の粒』をモチーフにしたピアスをつけてみました。また胸元には『桜の枝』をかたどったブローチをワンポイントに。

このニットのようなシルエットのきれいなアイテムに、ちょっぴり意外なデザインのアイテムを合わせたりしてみると、気持ちが華やぐような、ときめきを感じます」

▲今回着用したお気に入りのアクセサリー。桜の枝のブローチとお米のピアス、満月の指輪はハワイ在住のデザイナーのもの。自然モチーフのデザインに惹かれ、お店で扱うほか個人でも愛用しているそう



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休日のお昼は、少し足をのばしてランチへ。
「チャコール」のグラデーションコーデ

お昼時には、デザインの仕事のご縁で行きつけになったという北鎌倉のお蕎麦屋さんへ。昭和初期からの歴史ある建物。その落ち着いた佇まいに合わせて、「チャコール」のタートルネックを選びました。

今井さん:
「今回はお出かけコーデとして、チャコールのニットに、ベロアのパンツを合わせてみました。同じトーンのショールを巻いて、かごバッグの飾りにも同系色をアクセントに。テーマは、『グレーのグラデーションを楽しむコーデ』です」

▲山葡萄の手編みのかごバッグは、ご友人のワークショップに参加し2日間かけて仕上げた手作りのもの

「私、グレーが大好きなんです。クローゼットにも、黒に近いようなダークトーンから淡い色まで、グレーのアイテムが多くて。

こうしてワントーンコーデにする時は、印象が平坦になりすぎないようグラデーションにして色に濃淡をつけたり、違う素材のアイテムを合わせたり、アイテムのディテールのデザインで変化をつけたりして、表情が出るように組み合わせています」

「このニットを着ていると、本当に着心地がいいなと感じます。肌ざわりがいいですよね。

あとはリブ部分が少し長めなところも好きです。そのおかげか手首がすっきりして見える気がして。腕をまくってもきれいに袖の丈感を調節できますし、小柄な私でも着こなしやすい、幅広い体型の方が着られるタートルネックだなと思います」

▲お話しているうちに、お蕎麦が届きました。行きつけのお店で、午後のうれしいひとときです

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「とても着心地がいいです」と、くつろいだ佇まいで素敵に着こなしてくださった今井さん。

グラデーションや異素材の組み合わせに、今井さんが心惹かれた手仕事のアクセサリー・小物を取り入れて。身につけたそれぞれへの愛着を語る今井さんから、好きなものを身につけることは、心地よさとときめきの両方を与えてくれるんだとあらためて感じました。

形にこだわったベーシックなニットだからこそ、合わせるもの次第で、自分らしく着こなす楽しみが広がります。

冬の装いに重宝する「やわらかウールの定番タートルネックニット」、ぜひ手に取っていただけたらうれしいです。

「ちょうどいい襟元に」やわらかウールの定番タートルネックニットスタッフの着用レビューを読む

写真:鍵岡龍門
撮影協力:手打ち蕎麦 さとう(写真13〜17)