【スタッフコラム】家族の歴史を辿るドライブ。
昔住んでいた町へ行ってみよう!
5人家族の我が家。
私が生まれる前、両親とふたりの姉は宮城県の小さな町に住んでいて、父の仕事の都合で埼玉県に引っ越してきてから私が生まれました。
昔の写真を見たり、話を聞いたりしていたので、わたしにとっては訪れたことはないけれど、どこか身近に感じる場所がその町でした。
現在、縁あって再度東北に住む両親を訪れたときに当時の話になり、「行ってみよう!」とその頃住んでいた町までドライブすることに。
いつか行ってみたいと思っていた場所だったので、ちょっとした夢が叶うときがきました。
あの頃住んでいたマンションを発見。
2時間ほど車を走らせて、とうとう町に到着しました。
引っ越してから30年以上経ち、だいぶ町も変わっている様子でしたが、両親の記憶を頼りにまずは当時住んでいたマンションを目指します。
行ったり来たり、少し迷った先に「あのマンションの、あの部屋だよ~!」と無事に発見。今でもどなたかが住んでいるようで、暮らしが垣間見れました。
そしてマンションの近くにある公園の遊具も、まさに子供のころの姉たちの写真で見たものがそのままあって、「あれ、ここ知ってるー!」と感激するばかり。
この場所に我が家の暮らしがあったんだと、若い両親と小さい姉たちを想像しては、不思議な気分になりました。
会いたかった人たちと再会
盛り上がるわたしたちは、当時仲良くしていたというご近所さんたちの家に行ってみることにしました。
会えないかなぁと思っていましたが無事に会うことができ、数十年ぶりに再会した両親たちは、「お互い歳とったね~」と笑いながら思い出話や近況報告で大盛り上り。
両親曰く一番働き盛りの頃だったそうで、話していると気持ちもその頃に戻るそうです。再会を喜ぶ姿に、こちらまで嬉しくなりました。たしかにこの場所で、温かい人たちと過ごし、必死に働いて、子育てをしていたんだと。
そして少しだけ、その場所で暮らしていたことが羨ましくなってしまいました。わたしがこの町で生まれていたら、どんな人生になっていたんだろう?と考えてみたり。
たった1日のできごとでしたが、わたしが生まれる前の家族に出会えたような、不思議なドライブでした。
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