【ノルウェー日記】北極圏の水族館『ポーラリア』に行ってきました!

町の自慢の水族館?
トロムソに引っ越してきたばかりなんですと町の人に言うと、「Polaria(ポーラリア)には行ったか?」とよく聞かれます。
ポーラリアはトロムソにある、北極圏の水族館です。世界最北の水族館とも言われています。きっと、町の人みんなの、自慢の水族館なんでしょうね!
それならばと、先日のおやすみに早速行ってきました。
流氷が重なったような、おもしろい建物。

一度みたらなかなか忘れられないような、おもしろい形をしています。流氷が重なり合って、倒れているようなイメージなのでしょうか?
目を引くこの建物は、町のシンボルみたいな存在です。さっそく中に入ってみたいと思います!
いろんな角度から、北極の世界がのぞけます。

最初に迎えてくれたのは、アザラシです。あたまの上をスーイスイ。あっちに行ったり、こっちに来たり。
半円のガラスの水槽からは、海の中にいるような景色が見られました!

すこし歩いていると、ちいさな窓を夢中でのぞきこむ姿をよく見かけました。
さまざまな視点から海を眺められるように、真上や横などに水槽の窓がたくさん作られているんです。

窓からのぞいた海の中は、神秘的で静かな世界。のぞいていると、海の中にスルリとはいりこんでいくような、感覚になります。
ちいさな仕掛けが、あちこちに!

ゆっくりまわっても、2時間もあれば十分見られるちいさな水族館ですが、たのしく学べる仕掛けがあちこちにありました!

こちらは実寸大のシロクマが、冬眠しているコーナー。スースーと寝息が聞こえてきそうなほど、リアルな寝顔にしばらく見とれてしまいました!
よしよしと撫でてあげる子供がいたり、あまりのリアルさに泣き出してしまう子もいたり。このシロクマは、地元の子供たちの思い出にきっと残っているんだろうなあ。

こちらは雪の結晶のパズルです。さすが北欧!といった感じで、見せ方やデザインが素敵なので、大人のわたしも夢中になってしまうほど。
水族館を進んでいくうちに、この水族館が町の人に愛されている理由もすこしわかってきたような気がします。
メインイベントは、アザラシのショー。

アゴヒゲアザラシの餌やりがメインイベントです!
メインイベントと言っても、音楽が流れている盛大なショーというような感じではなく、アザラシのお食事と運動タイムを “みんなでそっと見守っている” と言った方が、近いような感じです。

アザラシが夢中でエサをたべている様子や、係りのおねえさんといっしょに右に左にと頑張って泳いでいる様子をみていたら、なんだか微笑ましい気持ちになってきます。最後には、みんな笑顔でショーを見終えていました。
楽しみながら、学べる水族館。

いや〜、北極の世界は知らないことだらけでした!
日本の水族館と比べると、控えめな印象もありますが、海の世界をたのしく学べる工夫があちこちに見られて、地元の人に愛されている理由もわかったような気がします。
水族館ですこし学んだら、今度は実際に自然にいる生き物を見たくなってきました!夏といっても、まだまだこちらは寒い日も多いので、天気のよい日にどこかに出かけてみようかなあ……と、すこしずつ計画をすすめてみようと思います。

Polaria(ポーラリア)
住所:Hjalmar Johansensgate 12, 9296 Tromsø
TEL:+47 77 75 01 00
営業時間:10:00〜19:00(夏季)10:00〜17:00(冬季)
定休日:12月24,25日、大晦日、元旦


ライター 桑原さやか
『北欧、暮らしの道具店』で、お客さま係として6年間働いていた元スタッフ。旅が好きで、冬の旅行で訪れたノルウェーの北極圏にある町、トロムソに一目惚れ。スウェーデン人の夫と共に、2016年6月より移住をはじめている。
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