【今日のクラシコム】お店に並ぶ商品を選ぶ、MDグループの仕事。
編集スタッフ 寿山
秋の採用を行っています。
クラシコムでは現在、秋の人材採用を行っています。
そこで今回は募集職種のひとつである「MDグループ」のバイヤーの仕事にフォーカス。少しでも入社後のイメージに繋がれば幸いです。
日々の仕事や会社での過ごし方について書いた過去のコラムもあるので、気になる方はぜひご覧ください。
バイヤーって、どんな仕事?
会議ではスマホでスタッフ間のイメージを共有
バイヤーの主な仕事は、お客さまにお届けする商品の発注や在庫管理、新たな商品の買い付けなどです。
その他にも、オリジナル商品の企画開発やトップページを含むサイトの更新、Instagramでの投稿など、当店の顔となる分野を担うMDグループの女性スタッフ4名。
そんな彼女たちを束ねる店長佐藤に、当店のバイヤーの特徴を聞いてみました。
店長佐藤:
「当店のバイヤーの大きな特徴は、新しい商品を探す際、編集者のような目線でセレクトしていることです。具体的にどういう目線かというと、
『このアイテムをお客さまに提案したら、暮らしがこう楽しくなるかもしれない』
『この商品なら、お客さまをこんな風に喜ばせられるかもしれない』
と、モノの向こうにあるユーザーの暮らしを見据えてアプローチしていくんです。自分のセンスを武器にするというよりは、買う人の暮らしに寄り添う気持ちを大切にするイメージでしょうか。
それと同時に、私自身も含め全員が石橋を叩いて渡るタイプ。感覚的にモノ選びをするというより、なぜ必要かを論理立てて考えます。お客さまにとって必要な根拠をいくつも集めてから、買い付けることが多いですね」
入社1〜2年目のバイヤーに聞きました。
入社2年目の竹内(写真左)は1年目の佐藤(写真右)の教育担当
— 入社から約2か月働いてみて、難しいと思うことや、やりがいに感じる点を教えてください。
佐藤(入社1年目):
「入社してすぐ教わったことのひとつに、トップページの更新があります。お店の顔となる部分を、自分が操作することにすごく責任を感じました。
それからは自分の作ったトップページが、お客さまの反応やその日のお店のおもしろさに、大きく関わってくるんだという緊張感を持って仕事にのぞんでいます。
そのなかで難しいと感じるのは、瞬時に的確な判断を求められる場面が多いこと。私はじっくり考えて物事を決めるタイプなので、今はそのスピード感についていくのに必死です。
まだ毎日精一杯ですが、お客さまや取引先をはじめとしたいろいろな方々と関わりを持てることは楽しいです。自分の好きなものに囲まれて仕事ができることにも喜びを感じています」
— 入社2年目を迎えて、感じていることや今後の目標を教えてください。
竹内(入社2年目):
「2年目を迎えた今、チーム全員で分担している業務の他に、私が主に責任を持っている仕事が2つあります。ひとつはトップページやサイトのビジュアル全般の見せ方を考えること。もうひとつはInstagramでの投稿です。
どちらも毎日新鮮で、キレイに整っていればいいわけではないと感じていて。季節の移り変わりや、それに伴う人の気分の変化に敏感になって、見ている方々に語りかけるような発信を心がけています。
お客さまに意図したことが伝わった瞬間はすごく嬉しいですし、もっとできることを考えて面白くしていきたいです!」
入社4年目のバイヤーに聞きました。
加藤(写真右)と松田(写真左)の打ち合わせのひとコマ
—日頃の仕事でどんなことを心がけていますか?
加藤、松田(入社4年目):
「私たちはもともと編集グループで商品ページを作成していました。
そのときの経験から、『自分たちが選ぶ商品が、使う人の暮らしをどんな風に豊かにできるのか』を常に考えています。
商品を購入されたお客さまから『暮らしに役立っています』という内容のお便りを頂くと、心からホッとしますし、すごく嬉しいです」
—後輩が増えていく中で、どんなチームづくりをしたいですか?
加藤:
「メンバーが増えただけ、より深みがあって、広がりを感じる商品展開にできたらいいなと思います。そのためにも、みんなが力を発揮できる雰囲気づくりをして、チームを盛り上げていきたいですね!」
松田:
「私も加藤と同じく環境づくりは大切だと感じます。それと同時にお客さまにとって『これが欲しかった!』が見つかるお店でいられる努力も重要だと思っていて。 ” ワクワク ”と ” 居心地のよさ ” をバランスよく感じてもらえるお店づくりを皆でがんばりたいです」
どんな人と働いてみたいですか?
佐藤の教育も兼ねて、チームで商品ページ用の写真を撮影しているところ
店長佐藤:
「自分が好きなものを、ちゃんと見つけられている人でしょうか。バイヤーの仕事は、自分がいいと思うモノを見つけて、それに共感してくれる仲間を探すような仕事だと思っています。
自分の好きなものが明確にある人なら、そこに共感してくれる『仲間探し』にも情熱を傾けやすいかもしれません。
もうひとつは『悔しい』気持ちを大切にできる人。どれだけ思い入れのある商品でも、売れないことはあります。
そのときは誰でも落ち込むんですけど、『じゃあ次はどうしよう?』と、悔しさを前向きなエネルギーに変換できる人はバイヤー向きなのかもしれません。
それからバイヤーグループはスタッフ同士のコミュニケーションが最も盛んな部署なので、日頃から率直なコミュニケーションを心がけています。
先輩と後輩という垣根を越えて、正直に自分のイメージや思いを伝えることは大切にしていますね」
これからのMDグループの仕事について。
最後に、今後のMDグループの展望について店長佐藤に聞いてみました。
店長佐藤:
「ライフスタイル全般における商品展開をと思っていますが、現在はアパレルとオリジナルアイテムという新たな分野の開発に、特に力を入れています。
年々お店が変化していく中でも、『北欧、暮らしの道具店』らしさとは何なのか?
変わっていく部分と変わらない部分、どういうバランスが喜ばれ、求められるのかを常に意識し続けるのも、このチームの仕事だと思っています」
今回お届けしたバイヤーの仕事について、少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひご応募ください!
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