【自分へのご褒美に】永く愛せるバッグや憧れの北欧雑貨など>>

【スタッフコラム】小4男子、負けた時の態度から見える心の成長。

【スタッフコラム】小4男子、負けた時の態度から見える心の成長。

編集スタッフ 青木

DF3_2943 のコピー

夕ご飯やお風呂も終えて、いつもより時間に余裕のある夜は、家族でゲームをすることがあります。

トランプやUNOなどのカードゲームもよくやりましたが、昨年から続いているブームは「カタン」というボードゲーム。陣取り合戦をして獲得したポイントを競い合う、開拓ゲームです。夢中でプレイしていると、一時間なんてあっという間なんですよ〜。

DF3_2961 のコピー

けれどこれまで、どう考えたって楽しいはずのゲームの時間が、我が家にとっては試練の時間になることのほうが多かったんです。

というのも、負けた時の子供の態度がなかなかのものでして。。悔し泣きのあとの「暴れ・いじけ・八つ当たり」の連打がとってもパワフルなんですね。

これってウチだけ?この子だけ?と不安になるくらいにビックリな態度。(いくら負けても自分からゲームやりたいと言い出すのが、不思議でなりません!)

こんな時、みなさんはどう対応しているのだろう?ピッタリな答えなんてないんだろうと思いつつ、やはり気になります。

我が家で試してみたのは……

◎子供がやりたいと言い出した時には機嫌良く付き合う。

◎不機嫌になっても取り合わない。不機嫌に影響されないようにする。

それくらいのことです。書いてしまえば簡単なことなのに、これがほんとに難しくて。

ところが、そんな親の心配や決意と全く関係のないところで、子供の態度は勝手に変化していきました。

小学1年生くらいまでは……
暴れながら悔し泣き。その気分を長く引きずって、いじけ続ける感じでした。

2.3生年の時は……
負けそうな気配がただよってきたとたんに「へ?別に悔しくないし」と平気なフリをして試合放棄。これなら泣いて暴れる方がよっぽどいいような気がしました。

けれどその様子も、4年生の秋くらいにガラリと変わってきたんです。

DF3_2955 のコピー(盗賊のコマを置かれるとかなり不利。けれど、この状態でも勝つ時は勝ちます。)

負けそうな気配が漂ってきたとき、平気なフリはせずに静かに泣き始めました。そして、最後まで手だてを考え、決して試合放棄をしませんでした。

結果、負けてしまったのですが、泣きながらも不機嫌になることはなく、泣いたまま「おやすみ」の挨拶をして自室に消えていったんです。

我が家にとって、これは決して小さな変化ではありません。背中を見送りながら、これが成長なのか~と感心してしまいました。そして、そこまで自分でたどり着くというのが、この子自身にとって大事だったんだなと感じました。

こちらも心の体力を試されますが、戦うとか負ける(ときどき勝つ)とかを、1から学んでいる姿を間近で見せてもらえるなんて、とても貴重な体験なのかもしれません。

時折うんざりしながらもゲームを繰り返してきてよかった〜。

子育ての話でよく出てくる「見守る」がどういうことなのか、私にはちっとも分からなかったのですが、この変化に気がつくことが「見守る」ということなのでしょうか。

だとしたら見守るって、なんて根気がいるのだろう。思春期は一体どうなるんだろう?想像できないから、これからも日々の様子をよーく見守りたいなと思いました。

感想を送る

本日の編集部recommends!

冬のファッションアイテム
ときめく編み地のカーディガンや1足でこなれるサイドゴアブーツなど、今欲しいアイテムが揃っています。

クリスマスギフト
ご褒美からプチプラまで、バイヤーの目的別おすすめをご案内

【MAX40%OFF】ウィンターセール開催中!
数量限りとなりますのでお早めにチェックしてみてくださいね。

【動画】あそびに行きたい家
歳を重ねて、インテリアが自分に近づいていくように