【バイヤーのコラム】「心遣い」ができる、大人の女性に憧れて。
商品プランナー 佐藤
▲近所の梅祭りにて。まだ寒いけど景色はもう春。
梅の花が色づき、すっかり春の足音が近づいてきていますね。
そんな新しい季節に向けて、先日髪を切りました。
ここ数年通っていた美容院があったのですが、「少し気分を変えてみよう」と思い、初めてのお店を訪れることに。
実は美容院に行くのが得意ではない私。
その原因をいくつか挙げるとするならば……
・キラキラとしたおしゃれな空間に、気後れしてしまう。
・美容師さんとなにを話したらいいのかわからない。
・なりたいヘアスタイルをうまく伝えられない。
・シャンプーの後、タオルを巻いた真ん丸顔の自分との対面が恐怖。
などが思いつきます。
今回も、そんな不安や恐怖心を心に抱えながら、予約したお店へ向かいました。
いざ、店内へ
▲オススメのスタイリング剤も教えてもらいホクホク。
お店の中は、やっぱりおしゃれでキラキラとした空間。
でも、広い店内のあちこちから、お客さんとスタッフさんが楽しそうに笑っている声が聞こえてきて、それだけで少し緊張がほぐれたような気持ちに。
お店の中の楽しそうな空気は、その場を初めて訪れた私にとってもなんだか安心感のあるものでした。
担当してくれたスタイリストさんもすてきな方で、ノープランで訪れた私に、ていねいに髪へのお悩みを聞き出しながらヘアスタイルの方向性を定めてくれました。
話下手な私を察してか常に程よい距離感で接してくれたり、ヘアケアのアドバイスをしてもらったりと心地よい時間を過ごし、あっという間に終了。
仕上がりにも満足しながら店を出ようとしたとき、スタイリストさんがショップカードを渡してくれました。
カードに目をやると、そこにはスタイリストさん直筆でスタイリング後の私のイラストが描かれていたのです……!
ふと思い出す、憧れの先輩のひとこと
▲もらったショップカード。イラスト……かわいい〜!
ただでさえ大満足だったのに、最後にそんな想定外の嬉しいサプライズを受け取った、美容院からの帰り道。
まだ社会人になりたての頃、当時私の教育係だった先輩に「仕事で心がけていることはなにですか?」と尋ねたときのことを思い出しました。
「気遣いじゃなくて、心遣いができる人でいたいと思ってるかな。自分ひとりではなんにもできないからね。急いでるときやトラブルが起きたときこそ、相手のことを思って、心を遣いたいなぁ」と。
それまで、気遣いと心遣いの違いさえよく分かっていなかった私。
自分本位な気遣いを押し付けて、勝手に気疲れしていた当時の私にとって、この言葉はぐさっと心に刺さりました。
今回訪れた美容院で得た満足感も、お店の方の心遣いが感じられるもの。
ふと今の自分を振り返ると、自分の事ばかりで周りが見えなくなってしまうことがしばしば。
いらない気遣いで相手を気疲れさせてしまっていることが思い出されます。
「相手のことを思って、心を遣う。」
忙しい日々の中でつい忘れてしまいそうになりますが、憧れの先輩のような「心遣い」のできる女性を目指して、春からまた新たなスタートを切りたいと思ったのでした。
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