【スタッフコラム】毎日5秒で人生がちょっと変わった。昔の自分の手帳術。
バイヤー 山根
毎年4月はじまりの手帳を使っているので、最近手帳を新調しました。
使い終わった手帳は、毎年捨てずに取っておくのが僕の習慣です(上の写真は過去の手帳たち)。手帳を入れ替えるのと同時に、昔の手帳を振り返って少しのぞいてみるのも楽しみです。
長年僕が使っているのは「ほぼ日手帳」。毎日1ページのスペースがあるのが魅力的で、使い始めた学生時代は毎日びっしりと書いていました。
当時書き込んでいた内容は、その日気づいたことや思ったこと、一日の反省、使った金額などなど。今になって見返すと、昔の自分の考え方が知れておもしろいのです。
そんな中、1冊目となる2009年の手帳の中に、「自分の人生を変えたなぁ」と思えるひとつの習慣があったことに気が付きました。
人生をちょっと変えた、僕の手帳術
その日一日を5つ星で評価すること。
一日の終わりに、今日はいい気分で過ごせたのか、それともモヤモヤと終わってしまったのか、5段階で評価します。「最高によかった!」と思えたら☆☆☆☆☆、最悪だったら☆と書くようにしていたんです。
日付の下に書かれた☆☆☆のマーク。この日は普通の日だったようです。
半年くらいこの習慣を続けたところで、当時の僕は考えました。
「どういう日に星が多かったんだろう?」
スケジュールと共に改めて振り返ってみると、その理由はわかりました。それはずばり、「話をした人数」が多いかどうか。
たとえばお昼は友だちと会ってごはんを食べて、夕方はサークル活動、夜はバイト先でバイト仲間とおしゃべり……こんなふうにたくさんの人と話した日は、決まって星が多かったのです。
この結果には自分でびっくりしました。というのも、それまで自分はどちらかというと「ひとりでいるのが好きなタイプ」という自己認識。まさか多くの人と話した方がご機嫌になっていたなんて。思いもよらない単純な結果に驚いたのです。
それからというもの、僕はなるべく人と会ったり、話したりする時間を取るよう意識し始めました。
もともとおしゃべりは得意ではなかったのですが、毎日をごきげんに過ごすためには挑戦も必要! 新しいコミュニティに積極的に参加したり、友人をたくさん招いてホームパーティーをするようにもなりました。
これからも続けていきたい習慣
今年は薄いタイプの手帳にしました。
星を手帳に書くなんて、たった5秒で終わってしまうこと。だけどあのとき星を書いていなかったら……人と話す機会はきっともっと少なくて、今の生き方に続く大切な出会いやきっかけを逃していただろうと思います。
あのとき理由がわかってからは星を書くことをやめてしまいましたが、一日の終わりにその日を振り返ることは無意識に続けてきました。
自分の機嫌は、意外なことに左右されるもの。そのことを学んで久しい今の自分は、あの頃よりは毎日の星の数を増やすのが上手になったと思っています。
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