【インテリア特集】第3話:パリのアパルトマン気分で。大きな棚をつくったリビング&ダイニング

ライター 嶌陽子

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差し色が映える、くつろぎの空間。

インテリア連載vol.14は、料理研究家、口尾麻美さんのお宅にお邪魔しています。

旅好きの口尾さんが、世界各地で集めたアイテムが彩る空間。

1〜2話では世界中の調理道具やうつわにあふれた、にぎやかなキッチンを紹介しました。

今回は少し雰囲気の異なる、落ち着けるリビング&ダイニングをご紹介します。

※登場するアイテムは、全て私物です。過去に購入したものを紹介しているので、現在手に入らないものもございます。どうぞご理解、ご了承いただけると幸いです


第3話
イメージは「パリのアパルトマン」
リビング&ダイニング


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天井までの大きな書棚が主役のダイニング。

まずはキッチンとつながっているダイニングスペースから。天井の高さまである、壁一面の棚が存在感を放っています。

口尾さん:
「これはリノベーションした際に作りつけにしてもらったものです。パリのアパルトマンによくあるようなこの棚は、最初から絶対にほしくて。

最初は木の自然な色だったのですが、数年後にグレーに塗りました」

棚の中には、口尾さんが旅先で集めた本、そしてさまざまなオブジェが飾ってあり、目を楽しませてくれます。

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仕事の資料などは、揃いの黒のファイルに入れて整理。

D05_7804s▲ファイルはスイスのステーショナリーブランド「ESSELTE」のもの。

向かいの壁にも、幅はやや狭いものの、やはり天井までの書棚が。口尾さんの著書をはじめ、たくさんのレシピ本や資料が入っていました。

D05_7809s▲グレーの小さな椅子は「PUEBCO」で購入。

寒さを防ぐため、リノベーション時に二重窓にしたという出窓。

外窓と内窓の間のスペースに収納されたグラス類は、ガラスから日の光が透けて、美しいディスプレイになっています。

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大きくてすっきりとしたダイニングテーブルは、口尾さんのオリジナル。

D05_7800s▲木製ベンチはIKEAで購入。

口尾さん:
「天板は、インターネットのショップで板を必要な長さだけ切ってもらい、別のお店で購入した脚をつけました」

イエローの椅子はフランス「フェルモブ」のもの。落ち着いた色合いの中に、絶妙なバランスで差し色を効かせる、口尾さんの遊び心が感じられます。

 

収納棚を、リビングと寝室の間仕切りに。

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ダイニングスペースから続いているリビングコーナーは、窓から光がたっぷり入る、明るい場所です。

まず目に入ってくるライムグリーンの壁は、実はキャスター付きの収納棚。リビングとベッドルームとの間仕切りにしているのだそうです。

D05_7785s▲上に置かれたカラフルなケトル型オブジェは、セネガルのもの。パリの店で見つけて購入した。

口尾さん:
「これも入居時に作ってもらったものです。いつか間取りを変えたいと思った時に動かせるようにと思って。でも実際は入居してから15年間、一度も動かしていないんですけどね(笑)」

寝室側が収納になっていて、衣類を入れているそう。最初は濃いピンク色だったのが、7年ほど前に気分を変えたくて、ライムグリーン色に塗り替えました。

白いキルトをかけたソファに並んでいるクッションも、口尾さんらしいミックステイスト。

D05_7777s ▲クッションは左からモロッコ製、赤色が入った小さなものはプロヴァンス製、中央2つはパリのブランド「ラ・スリーズ・スール・ガトー」、右の青いものはリトアニア製。

テーブルにしているのは、折り畳める脚に、トレーを乗せたもの。どちらもトルコで購入したそうです。

口尾さん:
「今敷いているラグはモロッコのものですが、ジョージア製のものなど、いくつか持っているので、模様替え気分で時々変えています」

D05_7774s▲バブーシュ入れにしているのは、モロッコのざるトレー。

D05_7764s▲薄いミントグリーンの棚は「PUEBCO」で購入。

 

白の布で、明るく開放的な空間づくり。

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窓辺にあるベンチにも、白い布がかけてありました。

ベンチの脇には、ラグやクッションカバーの替えを入れておく大きめのバスケットが。白いクッションやブランケットが積んである、素朴な佇まいに心が和みます。

kuchio_D05_7770上s のコピー▲白い板にかけられているのはウズベキスタンの民族衣装。

リビングも、決してモノや色の数が少ないわけではないのに、ごちゃごちゃした感じはなく、落ち着けるスペースなのが印象的でした。

口尾さん:
「ソファやベンチに白い布をかけていたり、寝室の目隠し用の布も白なので、全体的に白い部分が多めです。だから、明るい雰囲気になるし、くつろげるんだと思います」

D05_7779s▲カラフルなちょうちんはモロッコ製。空き缶をリサイクルして作られたもの。

様々な形や色のアイテムを中和してくれる「白」のパワーを改めて感じたスペース。

無造作にモノを置いているようでいて、実はバランスを考え抜いている。そんな口尾さんのインテリア術が発揮されていました。

次回は最終回。海外のホテルのようなバスルームをはじめ、遊び心いっぱいの玄関スペースもお届けします。

どうぞお楽しみに。

【写真】馬場わかな


第1話(7月3日)
キッチンが主役。料理家、口尾麻美さんのワンルームマンションインテリア

第2話(7月10日)
オープン棚&キャビネットで、わくわくのキッチン空間を。

第3話(7月24日)
パリのアパルトマン気分で。大きな棚をつくったリビング&ダイニング

第4話(7月31日)
目指したのは「海外のホテル」。生活感をなくした水まわり。


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口尾 麻美

料理家・フォトエッセイスト。世界を旅して、それぞれの国の家庭料理を学んだり、ストリートフードを食べたり。そこからインスピレーションを受けた料理を本、雑誌、料理教室などで提案。著書に『トルコのパンと粉ものとスープ』(誠文堂新光社)など。http://je-suis-amazigh.blogspot.jp/
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ライター 嶌陽子(しま ようこ)

編集者、ライター。大学卒業後、フリーランスでの映像翻訳や国際NGO職員を経た後、2007年から出版社での編集業務に携わる。2013年からフリーランスで活動を始め、現在は暮らしまわりの記事や人物インタビューなどを手がける。執筆媒体は『クロワッサン』(マガジンハウス)、『天然生活』(地球丸)など。プライベートでは1児の母として奮闘中。

▽口尾麻美さんの本はこちらから!


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