【スタッフコラム】知らぬうちに、鍛えられた「切り替え術」。
編集スタッフ 齋藤
▲夏の鮮やかなペディキュアに憧れつつも、後回しになりいまだ塗れず。
2度目の育休があけて、平日フルタイムの仕事にもだいぶ慣れてきた昨今。
とは言うものの……最近は息子の風邪で保育園から呼び出しがあったり、読みものの記事作成の大詰めというときに娘の発熱で一時休戦になったりと「ワタシ、どうするよ!?」なシーンに容赦なく見舞われています。
そんなときに良くも悪くも助けられたのは「大丈夫」と湧いてくる心の声でした。
子どもとの関わりで培った?切り替え術。
▲下の2冊は復帰にあわせて新調した仕事ノート。復帰後の喜びの一つは読書時間を少なくてもとれることです。
変化しやすい子どもの体調や心の変化に、ぐるぐると翻弄されるなかで、蓄積していったのが「思い通りにいかないのが普通」という経験です。
そのたびに、身体のなかでフー!っとなにかが沸騰したり、そこで咄嗟にでる自分の対応に愕然としたり。そしてそんな自分をまた立て直す。
そんな経験をなんどもしていった結果……自分のなかに「切り替え術」のようなものが強化されたように思います。
それは「開き直り」や「あきらめ」、そして、なんとかなるなる!といった「プラス思考」に近いものかもしれません。
▲ざくざく入るバッグは、自転車を利用する通勤時や荷物の多い取材時の味方!
久々の取材(育休を経て1年以上ぶりでしょうか)。
緊張感はありつつも、以前よりも肩の力を抜きながらのぞめるようになったのは、想定外のことがあっても、そこで自分がどう対応するかでいかようにも変わるということを知ったから。
だったら、今聞くことができる話を大事にしたい。
度重なる保育園からの呼び出しなどで、取材準備がこれまでよりも十分にできなかったり、仕事のスケジュールがおしてしまう。
そんなときこそ、残された時間でなにができる?優先順位は?社内でお願いできることは?と、謝ったり反省するだけではない「次の判断への切り替え」の重要さを2度目の育休を経て実感しています。
自分には何もプラスされていないのではないか、と思っていた育休中。でも、そんなことないよ!とその時の自分に教えてあげたいです。
デスクに、持ち物に、好きを詰め込んで。
始業前の、まだスタッフがまばらにしか居ない朝の数分は、ある意味贅沢な時間。
自転車をせっせと漕いで子どもを保育園に預けてから、コーヒー屋さんに滑り込み、オフィスに着く。そうして一息つきながら飲む、冷たい飲み物の美味しさったらありません。
デスクトップの写真は、北欧旅行でフェリーに乗った時の1枚。
毎朝この風景と対峙して、ちょっとした精神統一をしながら、その日のやることリストを書き出すのが日課になっています。
▲復帰前に新調した財布と名刺入れ。この色の組み合わせが気に入っています。(財布:スマイソン、名刺入れ:CINQ)
始業とともに飲む冷たいコーヒーも、デスクトップの写真も、新しい小物も。
これらもまた、小さくとも気持ちを切り替える役割を担ってくれているようです。
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