【10周年記念】北欧柄の「編みこもの展」開催!作家さんと一緒につくった特別なアイテムお披露目です
バイヤー 竹内
こんにちは!バイヤーの竹内です。
北欧、暮らしの道具店はおかげさまで今年で10周年。
記念イヤーとして9月からさまざまなお楽しみ企画をリレー方式でお届けしてきました。
走ってきた企画もついにラスト走者に!
アンカーバトンを受け取ったMDチームからは、10周年のための特別なアイテムを発表します。
北欧の景色をとじこめた編みこものたち 、本日お披露目です!
北欧の蚤の市で見つけたような編みこもの
北欧諸国のとある蚤の市で見つけたような、現地のおばあちゃんが編んでくれたような……
私たちの原点である「北欧」に思いを馳せたアイテムを届けたい。
秋が深まる今にぴったりな、じんわりと心も身体も暖めてくれるアイテムをつくりたい。
そんな想いを込めて完成したのが、「アームカバー」「ポットマット」「ティーコジ」の3種類の編みこものたちです。
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アームカバー「湖に映る山並み」
風のない静かな日、湖にくっきりと映る山並み模様がモチーフのアームカバー。
繊細なタスマニアウールを使用し、ほわほわした柔らかい手触りにもこだわりました。
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ポットマット「窓から見える雪景色」
窓の外を見ると雪がしんしんと降っている、そんな景色を3色の毛糸を使って表したポットマット。
当店で取扱いのあるバターウォーマーや、ティーポットを置くのはもちろん、女性の手で掴むのにも程よいサイズ感に仕上げました。
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ティーコジ「雪降る森」
まっすぐ育った針葉樹の森に雪が降っているイメージ。ポットに被せて保温性を高める「ティーコジ」をつくりました。
ちょうど本日同時発売のロンドンポタリーのティーポットにぴったりフィットするサイズ。ぜひ合わせてチェックしていただけたら嬉しいです。
「北欧」が私たちの原点だから
この10年、本当にたくさんのものをご紹介してきました。北欧ブランドの食器もあれば、日本の作家さんの絵付けの器がある。便利な収納アイテムもあれば、洋服やバッグ、アクセサリー、さらにグラノーラやケーキも販売しているお店になりました。
もしかすると、最近初めて当店を訪れた方にとっては「どうしてこのお店は “北欧”という名前がついているのだろう」という疑問を持つかもしれません。
実は10年前、当店はスウェーデンやフィンランドなどから買付けたヴィンテージのアイテムを販売していたお店でした。
北欧の人々の心地よい暮らし方を知ってから、ずっと自分にとっての心地よさってなんだろう、私たちにとっての暮らしって?と日々追求していくように。
そこから、なげかけるお客さまもありがたいことに徐々に増え、スタッフも増え、みんなのそれぞれの中にある「フィット」を年々追い求めてきたら、北欧の枠を飛び出して、今のようにたくさんのアイテムを取り扱うお店になりました。
今もう一度「北欧」を感じられるアイテムを届けたい
バイヤー松田を中心に、チーム全員でわいわい話し合い。夢を語り合いつつも、ボードにマッピングしながら練っていきました。
せっかくの節目、お客様にワクワク喜んでもらえる何か、一緒にこの10年を共有できるような何かを……と思ったら、やっぱり「北欧」という原点を思いっきり感じられるアイテムをお届けしたい!
MDチームバイヤー全員が団結し、北欧柄の編みこもの企画が走りだしたのはちょうど今年の初めのことでした。
私たちが惚れ込んだ編み物作家さんと一緒に
今回デザインでご協力いただいたのは、風工房・服田洋子(はったようこ)さん。国内外の編み物雑誌や本はもちろん、デザイン監修や編み物の講師を務めるなど活躍されている作家さんです。
バイヤーの松田が、服田さんの著書であるニットアイテムに惚れ込み、オファーしたことがきっかけでした。
編み物は独学で始め、こどもの頃から自分で洋服をつくったり、20代のころには作品を自身で販売したり、好きな事に一直線に取り組まれていたそう。
作家として数えきれないくらいの模様をデザインしたり、編み物作品をつくってきた服田さん。
「編地の色合わせを考えているときや、どの模様だと可愛くみえるか、デザインを考えるときが楽しくて。どの糸を選んで、どういうものをつくろうか試し編みするときや、使ったことのない糸を使うときはいつもワクワクするんです。」
常に好奇心を大事に編み物作品に関わりつづけています。
ニットという暖かみのあるアイテムですが、それ以上にあたたかい気持ちをもたらしてくれるのは、服田さんが楽しく愛情もってデザインを仕上げているから。
ポットホルダーやティーコジも肉厚で、ほわほわとした手編みのような暖かみを感じられるように。
アームカバーは肌に触れるものだから、チクチク感の少ない素材のウールで柔らかい仕上がりに。
なにより使うとき、目に入るときに幸せな気持ちをもたらしてくれるようなアイテムを目標に、愛情も私たちの熱量もたっぷり注いだ、自信作が出来上がりましたよ。
シーズンが過ぎたらそっと大事にしまって置けるように、または、大切な手紙の保管や宝物入れにもなるように、ひとつひとつ紙箱に入れてのお届けです。
フタに箔押ししたのは、ニットの編地をデザインしたもの。箱の中には模様のコンセプトを綴ったミニ冊子もセットにしました。
大切な人へのギフトとして、もちろん自分への冬の贈りものとして選んでいただけたら嬉しいです。
▼本日新入荷!
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photo:松元絵里子 (2、9~12、14枚目を除く)
風工房・服田洋子(はったようこ)
独学で編み物を習得し、20代のころから洋服などの作品を販売する傍ら、雑誌や毛糸メーカーのために展示品を提供。定期的にイギリスなどを訪れ、肌で感じたものから独自のデザインを生み出す。レース編みから棒針編みまで幅広くデザインを手がけ、配色の美しさには定評がある。国内外の編み物雑誌や本はもちろん、デザインの提供や編み物の講師を務めるなど、多方面から編み物の楽しさを伝えている。
▽著書はこちらからご覧いただけます
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