【スタッフコラム】それも旅だよ。きっと。
編集スタッフ 松浦
地下鉄より地上を走る電車が好きで、ときに電車よりバスが好きで、たぶんバスより自転車が好きで、確実に自転車より歩きが好きです。
何も見えない真っ暗な地下鉄より、景色がある地上の電車の方が少し楽しい気がするし、街の中を縫うように走っていくバスは、ぐっと街の人の生活が目に入ってもっと楽しい。小回りのきく自転車もいいんですが、都内を乗り回すには少し怖くて、結局歩きが一番好きなのかもしれません。
これといって予定もなく、特に急いでいない日は、乗り換えが複数ある最短距離よりも、ちょっと遠回りだけど乗り換えが少ないルートを選びます。
例えば3回乗り換える20分コースよりも、20分歩いてバスで一本の40分コースを選んだり……そこまでくると、もはやGoogle mapsのルートにもでてきません(笑)
それが気持ちのいい道だった時は「次のバス停まで歩いちゃおうかな〜」と、結局歩いて目的地についてしまったこともあります。
ふらりと入った喫茶店のグラスがなんだか綺麗だったり……
ゆるりとした目的地しかない、純粋な散歩であれば、ルートから外れて知らない道を行くのも楽しいです。外れるたびに、新たなルートを提案してくれる健気なGoogle mapsですが、たまにはそんな親切を無視して、「こっちの道の方がなんだかあったかそう〜」なんて言って、知らない道へ進むのはなかなかいいものです。
「あ、この道でつながってたんだ」とか「ここ行くと、あの道に出るんだ」とか。今までふわふわしていた街の輪郭が少しだけくっきりしてくるあの感じ。そんな点と点がつながっていく感覚がなんとも楽しいのです。
いつも通り過ぎていたビルにふらりと入ったら、タイルが角皿みたいで可愛かったり……
「こんなところに川が流れてるんだ」
「こんなところに公園があるんだ」
「こんな喫茶店もあったんだ」
そうやって何かハッとする新たな発見があれば、それはもしかしたら旅なのかもしれません。「せっかくの三連休、どこか遠くに出かけたかった」なんて思っていましたが、なんだかこんな旅もありだな〜と思ったのでした。
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