【スタッフコラム】わたしを36.8℃にしてくれる3つのこと
商品プランナー 斉木
わたしの平熱は、たぶん大体36.3℃くらい。
そして、できることなら心の体温は36.8℃くらいの気分で毎日を生きられたらなあと思っています。
平熱よりはちょっと高く、でも微熱まではいかない、温泉に入った後のようなポ〜っとした状態。
なんかアガらないな〜って日でも、そんな微熱未満の体温でいられるよう、自分自身をなだめすかす、日常のちいさなライフハック。今日はそんな「わたしを36.8℃にしてくれる3つのこと」をご紹介させてください。
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映画を観たあと「なんちゃってコスプレ」をしてみる
▲「アニー・ホール」や「(500)日のサマー」は定期的にマネしたくなります。
洋服がすきです。
365日違うコーディネートを!とまではいかないけれど、毎日「今日なに着よう?」と考えているときが一番ワクワクしているかもしれません。
コーディネートの種は、いつも本当に些細なことから。
たとえば映画を観た帰り道、印象的だった登場人物の洋服を思い出して、「明日は○○に敬意を表したスタイルにしよう!」と決めます。
家に帰って、それっぽい洋服を見よう見まねで組んでみて、翌日はそれを着て会社に行くだけ。
もちろん誰にも気づかれないし、誰にも言いません(とてもじゃないけど言えません)。でも、「今日の私は○○気分♩」なんて思うと、普通の平日がなんだか違って見えるような気がするんです。
イチジクのにおいに包まれる
イチジクがすきです。
小学1年生の頃、足をケガしてしばらく入院していたことがあるのですが、そのとき母が病室で食べさせてくれたイチジクが本当に美味しくて。イチジクの甘酸っぱさとともに、クラスメイトに会えなかったさみしさを思い出します。
旬以外の時期もイチジクと共に生きたい!そんな気持ちから、「イチジク(フィグ)の香り〜」なんていわれると、買わずにはいられません(たくさんはないから、出会い頭が肝心!)。
最近一目惚れしたのが、ロジェ・ガレというブランドのボディローション(ミルク状です)。フランスの調香師、フランシス・クルジャンが香りを調合しているのですが、この方のつくる香りが個人的にどストライクで!
(以前香水についてのコラムも書いたのですが、そのとき紹介した香水もフランシス・クルジャンのものでした)
お風呂あがりにイチジクの香りに包まれると、「あ゛〜〜〜〜〜」と声にならない声が出ます。
1時間だけ、大好きな友達と美味しいものを食べに行く
人と会うのが苦手です。
人の話を聞くのは、職業に選ぶくらい大すきなことなのに、下手すると起き上がれなくなるくらい疲れてしまう。好き嫌いと、得意不得意はまったく別物なんですね。
会いたいけど、疲れる。そんなわたしの性質を理解してくれている友人は、1時間だけお茶をしたり、ご飯を食べたりしてくれます。
きっかり1時間はかっているわけじゃないけれど、いつも「あともう少しだけ一緒にいたいな」と思うところで、サクッと別れる。たくさん笑って、美味しいものを味わう時間は、何よりの気分転換になっています。
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昨日と今日の違いが、よくよく目を凝らさないと、見当たらない。毎日が淡々とした繰り返しであることは、幸福だと思う反面、やっぱりすこし飽いてしまう。そして、そんな心の低体温がつづくと、なんだかモヤモヤしてきます。
だから、ほんの一瞬でも、「ふわっと体温が上がる瞬間」があったらいいなあと思うのです。それは洋服でも、香りでも、つかの間の時間でもなんでもよくて。
その一瞬があるだけで、「今日」という日がすこしだけ立ち上がる。
みなさんの、「36.8℃になれること」はなんですか?
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