【新連載|プロローグ】コラム「私にちょうどいい美容」がはじまります。
商品プランナー 斉木
もし、メイクを楽しめるようになったなら
1日の始まりと、終わり。顔を洗ってスキンケアをして、出かける前にはメイクをして。
わたしたちが自分の肌に触れている時間は、ひとつひとつは短いようでも、積み重ねれば想像以上に長い時間になるのかもしれません。
自分にきちんと手をかけて、時にはリラックスしたり、気分を浮き立たせたりするきっかけにしたい。けれど、正直私はずっと、スキンケアやメイクと正面から向き合わずにきたような気がします。
社会人になって何年経っても「正しいメイク」はわからないし、雑誌の中のひとたちみたいにきれいにはなれない。それならいっそ、そんな気持ちに蓋をしてしまおう。ずっとそう思ってきました。
そんな私が、自分の顔や肌と、もう一度ちゃんと向き合ってみたいと思ったきっかけは、今日から始まる連載を書いてくれる、ある美容ライターさんを知ったからです。
『美容は自尊心の筋トレ』って……?
その方は、美容ライターの長田杏奈(おさだ・あんな)さん。
様々な雑誌や美容専門誌で記事を書く一方で、Instagramにアイテムと顔写真付きで綴られていた「メイク日誌」や、モットーとして掲げていらっしゃる『美容は自尊心の筋トレ』という言葉。そこから感じたのは、毎日のメイクやスキンケアは、自分自身と向き合い、よりよく知るための時間なんだ、ということでした。
私もこんなふうにメイクを通して自分と対話したい。もっと自分の肌に触れる時間を楽しみたい。
そんな思いから、「メイクで今日は、違う一日」という特集でインタビューをさせていただいたのが、昨年の秋のことでした。
▲自宅にはこの半年で新たにメイクコーナーができ、不思議と友人からリップやスキンケアアイテムをもらうことも増えました。
あれから約半年。「少しでも長田さんのように楽しめたら……!」と毎日の洋服や気分にあわせて、日替わりでリップやアイシャドウなど、使うアイテムを変えるようになりました(筋トレ!と思いながら)。
それは、誰にも気づかれないくらいの変化でしかありません。でも、たったそれだけで、新しい洋服を1枚買ったようなドキドキと、ちょっとだけ自分が前に進めたような、小さな達成感があったのです。
長田さんから、美容の話をもっと聞いてみたい。そんな気持ちから今回の連載をお願いしました。
新連載「私にちょうどいい美容」が、始まります。
タイトルは「私にちょうどいい美容」。
40歳で、2児の母でもある長田さんは、「女性のライフステージの中で、美容から遠ざかる理由は、いくらだってある」と話します。
忙しかったり、つい自分のことを後回しにしてしまったり。でも、そんな毎日だからこそ、自分自身にやさしく触れる時間を持てたらと願うのかもしれません。
誰もが、自分の暮らしにフィットするかたちで、自分らしいメイクやスキンケアのあり方を見つけられたら。そして、その時間を通して毎日に心地よいリズムが流れるようになったら。
そんな願いを込めて、これから不定期に、長田さんにコラムを綴っていただきます。
ひとりひとりにとって、“ちょうどいい美容” のヒントが見つかることを願っています。
【写真】安川結子(3枚目以外)
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