【スタッフコラム】電車がすぐそばを通る部屋に住んでみたら。
お客様係 中川
今住んでいる賃貸マンションに引っ越してきてからもうすぐ2年が経ちます。
この部屋に引っ越すかどうかを考えていた時、一番の不安要素が「電車と踏切の音」でした。
マンションの向かいは、道路を挟んですぐに線路。踏切もいくつかあります。
ベランダは線路に面していないものの、少し下を覗けば電車が走る様子が近くに見える距離。
電車の音、どれくらい気になるかな?
踏切の音が気になって寝れなかったらどうする?
ネットで線路の近くに住む人の意見を検索してみたり、内見の時に窓を開け閉めしながら音の響き具合を何度も確認したりと、かなり悩みました。
悩んだ結果、この不安要素以外はとても気に入った物件だったので、この部屋に住むことに決めました。
実際に住んでみたら……?
住んでみて1ヶ月もたつと「あれ?今日電車走ってる?」と心配になる程、電車の音が気にならなくなっていました。
夜寝れないかも、と心配していた事を忘れていたくらい、毎日ぐっすり安眠できています。
終電が比較的早い路線であること、寝室が一番線路から遠い奥の部屋にあること、窓が結構頑丈なこと……。
色々理由はあると思いますが、この家にしたことを後悔することなく過ごすことができています。
1年以上経った今では、電車の近くで過ごす日常がすっかり生活に馴染んできました。
▲部屋から空が広く見えるのがお気に入り。今年の夏はピンクのきれいな夕焼けをよく見ます。
早起きした朝、ベランダからふと電車を見るとすでにたくさんの人が乗車中。
朝早くからお疲れさまです、と勝手にエールを送りたくなります。
遅くまで起きていた夜は、気づけば電車の音も踏切の音も聞こえなくなっていて、もう終電おわったんだ、私もそろそろ寝よう、とベッドに入るきっかけになっています。
近くに住む2歳の姪っ子が「カンカン(踏切)みたい!」とよく遊びにきてくれるのも、うれしい誤算でした。
それでもやっぱり……?
▲最近買ったAppleTV。よく見ているNetflixも字幕が充実していて助かります。
それでも、特に夏に窓を開け放っているときは、電車の音が気になるときもあります。
窓を開けるときは、隣人に迷惑にならないようテレビの音量を小さくすることもあり、電車の音に負けてしまうことがたまにあるのです。
ドラマや映画を見ているとき、良いシーンで電車がきて「聞こえなかった!もう一回言って〜」と嘆いたことも何度か……。
そこで解決策として使い始めたのが、字幕機能。慣れると本当に便利で助かっています。
聞き逃しのストレスがなくなっただけでなく、「この役の名前は漢字だとこう書くんだ!」など、耳だけでは気づいていなかった情報を得られるのも新しい発見でした。
今では電車の音にかかわらず、”字幕ON・音量小さめ”が我が家の標準設定になっています。
完ぺきな家ではなくても、うまく付き合っていくうちに愛着が湧いていくこともあるもの。
いつかこの家を引っ越すと思うとはやくも寂しい気持ちになるくらい、電車とともにある暮らし、結構気に入っています。
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