【衣替えの基本】04:春と秋の衣替えシーズンで意識するポイントは?
衣替えは、多くのかたが5〜6月の春と9〜10月の秋の2回行うと思います。このときの衣替えのやり方は一緒? それとも夏服・冬服それぞれにコツや注意点は違うのでしょうか。ここでは、季節によって気をつけるポイントや、共通するたたみ方、仕舞い方、あると便利なグッズについてうかがいました。
編集スタッフ 齋藤
春と秋の衣替えで意識するポイントって?
衣替えシーズンといえば、5〜6月の春と9〜10月の秋の2回。季節は違うのに、やりかたや手順は思えばいつも同じでした。
でも、春夏服と冬服を取り扱うときのポイントは違うのかも? そこで、夏服・冬服それぞれの衣替えのコツ、注意点についてうかがいました。
秋の衣替えでは、夏物に残った汗染みに注意!
9月、10月の秋の衣替え。夏物をしまうときにまず気をつけたいのは、黄ばみの原因となる隠れた汗染み。しまう前にはかならず洗濯やクリーニングに出すように心がけましょう。(衣替え前後の洗濯についてはコチラ)
夏に活躍した「水着」は、防虫剤は紙にくるんで直接触れないようにすると、染みや色あせを防げるそう。また、「浴衣」はスカートハンガーに吊るして、クローゼットへ収納する方法もありますよ、とすはらさん。
春の衣替えでは、冬物のしまい方に気をつける
次に5月、6月の春の衣替え。仕舞う対象は冬物衣類になります。
厚みのあるコート・アウター類はハンガーを使って収納するのがおすすめ。そして、このとき使うハンガーは「幅」に注目するそう。
服の肩幅に合ったサイズ、服の肩に合った厚みを選ぶと良いのだとか。このとき、同じメーカーのハンガーで揃えると、服の肩先を統一できて仕舞いやすくなります、とすはらさん。
ニット帽、手袋、マフラーといった冬小物は、洗濯ネットなどを使ってまとめて収納しておくと、次シーズンに見つけやすくておすすめなんだとか。
ブランケット類は、くるりと巻いてから市販の布袋を利用すると、平らに置いたり立てかけたりと、仕舞うスペースに合わせて収納しやすいと言います。
シワを防ぐたたみ方って?
春秋問わず、衣替えで必要になるのが「服をたたむ」こと。ここでできる、シワを防ぐ畳みかたのコツをうかがいました。
「シワが気になる服は、畳むときの折り目を少なくしましょう。そして仕舞うときには平らに、ふんわりと積み重ねておくことも大事です。
重ねる枚数は3〜5着程度におさえ、お店の棚に並んでいる服の畳みかた、重ねかたをイメージしてみてください」(すはらさん)
シワがつきにくい素材だったら筒状に巻くことも。また、畳むときに内側にくるりと巻いたタオルやラップの芯を挟むと、シワの予防になるそう。
クローゼットにしまうポイントは「チーム分け」
衣替えで衣類を収納するときには、チームごとに分けておくと、仕舞いやすく、次の衣替えでも見つけやすくおすすめだそう。
仕事用、部屋着、コットン、ウール、海水浴チーム(水着とビーチタオル)、羽織りものチーム(カーディガンとストール)といった具合です。
体温調節アイテムの一時置き場を用意
衣替えを行う時期は季節の変わり目。カーディガン、ストールなどの体温調整アイテムの出番が多いので、一時置き場をつくると出し入れがスムーズになります。
クローゼットのパイプに吊るせるもの、カゴ、布製でフタのない収納ケース、ドア用のフックなどがあると便利だそう。これらは、衣替え時に合わせて準備するのがおすすめとのこと。
衣替えには、ベストなタイミング、防虫剤・収納グッズの選びかた、衣替え前後の洗濯のコツなど、やり方のポイントはたくさんあることが分かりました。
次のシーズンが来るまで大事な衣類を良い状態で仕舞い、いまの季節の服を心地よく着る。衣替えの基本を知ることで、そこへグンと近づけるように思います。
「衣替えの基本」の記事はこちら
vol.01 衣替えはいつが適切?ベストなタイミングとは
vol.02 衣替え必須アイテム「防虫剤・除湿剤」の使い方
vol.03 衣替え前後の「洗濯」で意識すること
【写真】鍵岡龍門
【協力】すはらひろこ https://ouchisuteki.com/
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