【わが家の朝支度】花を活けて、繰り返しの日々にリズムをつける朝時間(フラワースタイリスト平松朋子さん)

編集スタッフ 糸井

1日を気持ちよく始めるための朝の支度を、さまざまな方に伺う連載「わが家の朝支度」。

その人らしく「朝支度」を進める工夫や、こだわりについてお聞きしています。

今回ご紹介するのは、東京・松陰神社前でアトリエ「ふたつの月」を営む、フラワースタイリストの平松朋子さん。世田谷線沿いのローカルな商店街や緑が残る街を拠点に、花束や季節の定期便、結婚式場やイベントのデコレーション、フラワーレッスンなどをされています。

仕事柄、植物を仕入れる日は朝4時に起きて市場に出かける日もあるなか、1歳6ヶ月の息子の育児にも奮闘する毎日。

そんな平松さんの朝支度をのぞいてみると、平松家では「朝に花を活ける」ことで、同じ日々の繰り返しにリズムをつけているようでした。

 


花を活けて育む、家族との時間。
平松家の朝支度


 

4:00 起床。身支度、朝食、洗濯機を回す
5:00 市場へ出発、仕入れ
6:30 市場を出発。その頃家では、息子と夫で朝ごはん
7:00 帰宅。植物の水揚げ
7:30 玄関前の掃き掃除、花を飾る、水換え
8:00 一息つく
8:15 部屋の掃き掃除、洗濯物を干す
9:00 朝支度完了

 

市場へ向かう朝は
たっぷりの朝食で身体を起こす

平松さん:
「 市場で植物を仕入れる日は、朝4時に起きています。正直なかなか目が覚めないこともあって、身体に力が入らずぼーっとしてしまう日も。でも車の運転をするので、朝からもりもり食べるようにしています。

朝ごはんは、前日に握っておいたおにぎりや、お気に入りのパン屋で買ったパン。好きなものが待っていると思うと、早起きもちょっと楽しみになります。時間をかけずに食べられるのもポイントですね。

仕入れのない日の朝ごはんは、6時頃に起きる息子と。ようやく大人と同じ食事が食べられるようになって、朝ごはんひとつとっても、そんな息子の成長を見れるのが楽しいです」

平松さん:
「家で食べられるときは、なるべく野菜を摂りたいので、前日の夜に多めに作った蒸し野菜や、果物を添えるようにしています。

息子の離乳食作りを機にはまった『野菜のポタージュ』も定番。カボチャやジャガイモ、カブなど季節の野菜を使い、多めに作って冷蔵庫で冷やしておくと、朝もラクなんです」

 

空気を整えるために
毎朝、花を飾る

平松さん:
「朝、季節の花を飾る時間を大切にしています。花を飾った瞬間に部屋の空気が変わる、あのひとときが好きで。

花があると、この部屋でどんな風に過ごしたか、花のイメージと一緒に憶えておけるんです。たとえば、秋の気配がしてきたときに、『あ、昨年はこの頃、食卓にこの花があったなあ』とスーッと思い出す。そうやって、重ねてきた時間に思いを馳せます。

息子と花を摘んできて、そのまま一緒に活けるときも。私の姿を見ているせいか、ある日ひとりで花瓶に花を挿し、驚いたこともありました。

栗ご飯を食べながら秋の七草を飾った朝や、十五夜にすすきを飾った日。そんな季節の記憶につつまれる感覚を、息子にも感じてもらいながら育っていってほしいですね」

 


掃除をしながら
1日をイメージする

平松さん:
「家中の窓をあけて、部屋や玄関にある気になる埃やごみを掃きます。箒は手軽にぱぱっとはけて便利です。そのあとは洗濯物を干します。

掃除をしながら、『今日はどんな1日かな』と考える時間が好きですね。

とはいえ、市場に行く日は掃除、洗濯などひとしきりの家事を終えると、『これはもう1日分の仕事をしたんじゃないか』と思う日もあります。

1歳半の息子は片付けたそばから散らかしていくので、てんやわんや……。それでも、きれいになった部屋から1日を始められると、気持ちがいいです」

 

家事を済ませたら、甘酒でほっと一息

平松さん:
「もともと冷え性で、夏でも足の先が冷たく感じる時があります。改善したいなと思っていたら、ヨガの先生に甘酒がいいと教えてもらって。いまでは、麹から手作りするようになりました。夏は冷やして、冬は温めて飲んでます」

 

支度完了!バッグには何が入ってる?

【愛用バッグ】
バッグ(Hender Scheme)

【バッグの中身】
・財布(SAINT LAURENT)
・手帳(Moleskine)
・名刺入れ(POSTALCO)
・リップ(john masters organics)
・リップグロス(THREE)
・日焼け止め(WELEDA)

▲バタバタしがちな出かける前。すぐ持ち出せるように、 椅子の上などに引っ掛けています。

平松さん:
「 歩き始めた息子は、日々いろんなことに興味津々。そんな息子の手をすぐに繋げるように、両手が自由になるちいさなショルダーに必要なものだけを入れています」

 

繰り返しの朝でも、笑っていられるように、花を添えつづける

平松さん:
「 同じことを繰り返しているような毎朝の支度ですが、1日の始まりは笑いながら過ごせたらいいなあと思います。夏から秋への些細な変化に気づいたり、家族とポタージュを囲んだり。平日、仕事で夜の遅い夫とは、朝に声をかけあって、ふたりで息子の成長に幸せを感じ合う。

忙しいときはわかりやすく部屋が散らかっているけれど、それでも部屋を整えて、おまけに花を飾っておけると、心地いい1日を過ごせるから。できるだけ、そうしていたいなと思います」

平松さんの朝時間。

毎日同じことの繰り返し、のような朝の時間だけれど、秋風が吹き出した日に、あの花を活けていたこと。朝、冷えだした頃に家族と交わしていた話題。そんな記憶と、季節の変化が、日々を重ねていました。

時々は、自分もそんな日々を作れていたのかな。

そう想いを馳せるだけで、なんだかかけがえのない「今朝」に思えてくるのでした。

(つづく)

【写真】平松朋子

profile_futura_lineblack

平松 朋子(フラワースタイリスト)

東京・世田谷、松陰神社前を拠点に、暮らしに寄り添う花を提案。定期的にゆかりのある京都でも花の活動をおこなう。インスタグラムのアカウントは @futatsuno_tsuki


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