【バイヤーのコラム】「いつも通り」でいられた、新入りのスカートさん。
商品プランナー 市川
季節はずれの、とても暑い日に子供の運動会に参加しました。
天気予報を見て、当日の暑さを知った日から、対策を考えることに。飲み物やお弁当の対策はOK!帽子とサングラスも準備できた。あとは、当日何を着て行こう……。
悩みすぎて、今までの運動会ではどんな格好をしていたのか確認してしまうほどでした。数年分のアルバムを見てみると、運動会の時期が違っていても、毎年デニムをはいていました。
たぶん、いつもと違うイベントを、落ち着いて自分らしく楽しめるように、いつもの装いで参加したかったからだと思います。私にとって、ボトムスの「いつも通り」はデニムだったのでしょう。
でも、今年の運動会はデニムでは暑そうだ……。
私の中の意外な選択
いろいろ考えた結果、スカートで参加する事に。私はワンピースの下にもパンツをはく程のパンツ派なので、これは意外な選択になりました。
どうして選んだのかというと、企画を担当したパンツ派さんにもおすすめのギャザースカートが、夏にはけるか、いつもの動きができるか、本当に安心できるかを、試してみたかったからです。
おかげさまで、今年の分は完売となりましたが、企画担当者の実体験として、運動会というイベント、そしてとても暑い日に「あえて」選ぶことで、どんな気持ちになるのか体験してみようと思いました。
3色のうち、私が選んだのは「いつも通り」のネイビー。デニムのようにコーディネートが考えられるから、これが一番私らしい色で、クローゼットの他の服たちとも相性がいいと感じました。
デニムにネイビーや黒のトップスを合わせる事も多いので、その時と同じように、この日もネイビーを選ぶことに。いつものボトムスをスカートに替えただけなのに、なんだかとても楽しくなってきました。
気分が高まったからなのか、ハードルが高いと感じていた、トップスをインするコーデもやってみたい!と思えました。全体のテイストは「いつも通り」なのに、楽しいと思えたからなのか、いろいろ試してみたいという気持ちがむくむくと湧いてきたのです。
冒険心のような、実験のような……。これってまさに、服のパワーですね。
私らしく過ごせた1日
運動会当日、慣れないコーデに最初はそわそわしましたが、気づけば子供の姿を追うのに集中できていました。
それは、パンツ派も気負わないようにとこだわったポイントが、当日の私にも心強かったのだと思います。
しっかり裏地で、安心感をもてたこと。汚れがあまり目立たないネイビーだったこと。そして、お家ですぐに洗えて、私にとってはアイロンが必要ないくらいの生地風合いだったこと。
特にネイビーは膝をついてカメラを構えたあとでも、サッと払うだけでとりあえずの汚れは目立たず、これなら普段、子どもの送り迎えで膝をついても大丈夫そうだなぁとホッとしました。
今年は、運動会にスカートを選んだことで「いつも通り」に、そして思ったよりも快適に過ごすことができて、なんだかスカートが好きになったような気がします。そして、あえて暑い日の野外で長時間過ごすことで、着心地を厳しく確かめられて安心しました。
スカート初心者である私のスカート選びはまだまだこれからですが、クローゼットにある、たった1枚のネイビーのスカートを大事に、そしてどんどんはいていきたいと思います。
スカートって不思議なことに、はくだけで何だか身のこなしが女性らしくいられるような発見もありました。これはボーイッシュな格好が多い私には、とても嬉しい発見。
本当になんとなくの発見だったのですが、スカートっていいね!と嬉しくなりました。
* * *
最近も頻繁に、このスカートをはいています。
快適で安心できたことが嬉しくて。
何よりも、私には大事な「いつも通り」でいられたことが、自分の中のスカートへのハードルを下げてくれたような気がして。
いつの間にか同色コーデも楽しめるようになったし、これからも手持ちのワードローブに合わせて、いろんなコーディネートを試してみたいと思っています。
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