【クラシコムの社員食堂】味がしみた半熟卵がポイント。角煮とペンネサラダの夜ごはん
まきあやこ
こんにちは、社食担当のPerch.まきです。
気候が良くなってくると、食べたくなるおかずの一つが「豚の角煮」。
あの甘辛く炊き込まれた、ごはんにぴったりなジューシーな豚肉を、気温がじわじわ上がるこの季節になると、なぜだか作りたくなるんですよね。
九州や沖縄の郷土料理に「トンポーロー」とか「ラフテー」とか角煮の原型になったお料理が沢山あるから、暑い気候と相性のいいお料理なのかも、と思いを巡らせています。
今週のお献立
◎一口豚の角煮と半熟卵 焼いたおネギとコシアブラ(山菜)を添えて
◎ズッキーニとアーリーレッドのペンネサラダ
定番のマカロニサラダ。きゅうりに見えるのは実はズッキーニです。
ズッキーニは火を通さないと食べられないと思っていらっしゃる方が多いかもしれませんが、生でも美味しい食材。
薄くスライスして少しお塩を振って水を軽く絞ってから使うと、これからの季節のお家の料理にも取り入れやすいんじゃないかな、と思います。シャクシャクとした歯ごたえが涼しげで、この季節に気持ちのいい食材です。
味がしみしみの「半熟煮卵」を作るコツ
角煮を作るときにあったら嬉しい、味がしみしみの「煮卵」。
味をしみこませようと思って豚肉と一緒にくつくつと煮てしまうと、黄身にもしっかりと火が通ってしまって固ゆでの煮卵になってしまうことがあります。
これを解決するには、煮汁をちょっと多めに作っておき、途中で煮汁を別に分け、冷ました所に半熟に茹でた卵を浸して作ります。
すると、味が沁みているけれども、中身は半熟の卵が完成! なので、正確にいうと「煮卵」ではなくって「漬け卵」ということになりますね。
中身を好きな茹で加減で作った、半熟のおいしい煮卵が添えられた角煮は夜ごはんのお楽しみ。
一手間ではありますが、卵を割った時の「わぁーっ」ていう気持ちを考えると、それも全然惜しくない気がするのです。
さて、来週は何を作りましょう。ではまた、次回!
まきあやこ
料理家 Food producer / stylist、ケータリングチームPerch.主宰。2013年よりFOOD unit GOCHISOとして活動を開始。テーマ性のあるオーダーメイドのケータリングやお弁当、イベントでのフードコーディネーションを手がける他、フードスタイリング・レシピ開発などを中心に活動中。
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