【モヤモヤ知らずのアクセサリー収納】見やすく、傷めず、取り出しやすく。指輪を永く愛用するために
大切なリングを長く愛用するための収納術。たまにしか使わない婚約指輪や冠婚葬祭用の真珠のお手入れや保管方法やケースにも、無印や100均アイテムが活躍します。無印のアクリルケースを使った出し入れしやすい収納方法は、整理収納のプロ、ライフオーガナイザーの田中由美子さんに教わりました。
商品プランナー 斉木
大切な指輪を、長く愛用するための収納方法が知りたい!
アクセサリーを、取り出しやすく、そして大切に扱うための収納方法について教わっています。前回は絡まり知らずのネックレス収納をご紹介しました。
第3話となる今回は、指輪編。プレゼントされたり、自分へのご褒美に購入したりと、アクセサリーの中でも特別感の強いアイテムです。また、婚約指輪など高価なものは、この保管方法でいいのかな? と心配になることも……。
今回はそんな指輪を長く愛用するための収納方法を聞いてきました。
小分けケースなら、見やすさも、傷や汚れも心配なし◎
田中さん:
「指輪は、ピアスやイヤリングと同じように、見やすさや取り出しやすさを重視して、仕切りにひとつずつ分けて収納しています。加えて指輪の場合は、石付きのものなどもあるので、傷つけないということも大切なポイントです。そういう意味でも、小分け収納はおすすめですね。
収納には、無印良品の『重なるアクリルケース2段フタ付引出・大』に『ベロア内箱仕切・格子』を組み合わせて使っています。同じシリーズに、指輪を差した状態で収納できる『リング小物用』も売っているんですが、そこまで持っている本数が多くなければ仕切りタイプのもので十分だと思います。このタイプなら、空いたスペースにはピアスやイヤリングを入れるなど、空間を有効活用できます」
婚約指輪やパールなど、たまにしか使わないアクセサリーはどうする?
今まで普段使いのアクセサリーの収納方法について伺ってきましたが、婚約指輪や、冠婚葬祭用のパール、卒入学のコサージュなど、アクセサリーには使用頻度の低いものもあります。どこに収納したっけ……? と迷子になりがちなこれらのアイテム。田中さんはどんなふうに収納していますか?
田中さん:
「基本的に買った時のケースのまま保管しています。アクセサリーショップのケースは別珍やベルベットなど、アクセサリーの保管に適した素材が使われているものが多いので、あえて別のケースに移し替えるよりも安心なんです。
また、それぞれのアイテムをバラバラの場所に保管すると覚えているのも大変なので、わたしは無印良品の『ポリプロピレンメイクボックス』にひとまとめに入れています。蓋付きなので、使用頻度が低いアイテムでも埃が溜まったりせず、お手入れも楽です。
特別な時にしか使わないアクセサリーが自宅にどのくらいあるのかを確認してから、その量にあったケースを買ってまとめておくのがオススメです。
また、使用頻度が低いからといって目につかないところにしまいこんでしまうと、持っていることを忘れてしまうこともあります。なのでわたしは普段使いのアクセサリーボックスの後ろに置いています」
田中さん:
「アクセサリーは使用頻度が高いものも低いものも、できるだけ一箇所にまとめて置いておくと管理するのが楽ですよ。
毎日開けるクローゼットの隅は、目につきやすいだけでなく、乾燥や湿度とも無縁の場所。紫外線も入って来にくいため、天然素材の真珠やオパール、ダイヤモンドなどの保管にオススメなんです」
使った後はサッと拭いてから戻すのを習慣に
アクセサリーを長く愛用するために、知っておきたいのが使った後のお手入れ方法。
基本的には柔らかな布やセーム革(メガネ拭きなどに使われる柔らかな革)などで、汗や皮脂汚れを拭き取るのが一番大切なポイントです。
特にダイヤモンドなどは素材の性質上、脂が付着したままだと曇って輝きを失ってしまう原因に。指紋や皮脂汚れを取るように、全体を拭いてから収納するようにしましょう。
最終回となる次回は、毎日使う「一軍アクセサリー」のディスプレイ方法について伺います。
👉次の記事はこちら
■一軍アクセサリーのディスプレイ方法
💡アクセサリー収納の関連記事
■ピアス、イヤリングの収納方法
■ネックレスの収納方法
【監修】鵜飼祐貴子(アンキャシェット)
【写真】鈴木静華(5枚目以外)
田中 由美子(たなか ゆみこ)
横浜市で夫、8歳の男の子と3人暮らし。マイホーム購入を機に長年の片付け下手に向き合い、ライフオーガナイザー一級資格を取得。 “家を片づけて自分を好きになる事が出来た” という経験から、ライフオーガナイズで家も人生も「もっと楽に。もっと生きやすく!」をモットーに、片づけに悩む人、忙しいママ達を応援している。著書に『ごきげん家しごと』(マイナビ出版)。
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