【スタッフコラム】クールダウンできる場所
お客様係 西野
どんなに雲をかき分けたって、そこに青空はないんじゃないかとなぜか悲観的になってしまうほど、今年は長い長い梅雨でした。
汚れが目立ち始めた窓に気づきつつも、どうせまた汚れるんだからと、雨を理由にして掃除もせず、ただただ晴れを待つような日々。
物干し竿に蜘蛛の巣が張られていること発見したときは、ここまで放ったらかしていたか、と反省したほどです。
そんな日々も終盤に差し掛かった、夕焼けがきれいだったある日、ふとベランダに出てみるとなんとも気持ちいい風が吹いているではありませんか。
このままここでビールを飲んでしまおう、そんな日から、ベランダに出ることが自然と多くなりました。
とはいえ、なにをするでもないのです。奥行き65cm、幅170cmほどの小さなその場所の隅に、普段はグリーンを載せている木のスツールを椅子にして、お酒を片手にただただボーッとするだけ。
もう少しベランダが広かったらなぁとか、前のマンションの明かりを見て、あの家にはどんな人が住んでいるのかなぁとか、遠くに見える飛行機に、あれはどこに向かっているのかなぁとか。
グッと暑くなった最近は、家の中の方がエアコンも効いているし、虫もいないし、ずっと快適。なのにそこで過ごしたくなるのは、家と中と外のいいとこ取りのような「おこもり感」と「開放感」のバランスがすごく気持ちいいから。
インプットとアウトプットに追われ、切り替え下手で考えごとが多い毎日の中で、このときは思いっきり心が緩むからか考えごともしなくなり、頭の中を完全にリセットできるのです。
これまでは洗濯物を干すだけだったベランダが、長い梅雨のおかげで、自分自身がクールダウンできる場所にもなることを発見しました。
できたらもう少しゆったり座りたいと欲も出始め、最近はアウトドアの折りたたみ椅子を探し始めています。
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