【スタッフコラム】せわしなさの波にのって、今年も。

編集スタッフ 齋藤

とある平日。

クリスマスグッズを納戸から出してきて、部屋のあちこちに飾る。その15分間で、見慣れた我が家が一気に華やいだ空気を出していきます。

その様子に満足したまま、「リビングテーブルの向きを変えてみよう」と思い立って、ずりずりと移動。

向きを変えると、着席時に見える景色がガラリと変わるし、ついでに誰がどこに座るのかもシャッフルして、ちょっとしたイベント気分に。

その日の寝る前、過去の写真をぼんやり遡っていると、一年前のこの時期にも、同じようにクリスマスグッズを出した後テーブルの向きを変え、その様子を写した一枚がありました。(え……うそ……!)

▲今の向き。この前は、窓に向かって垂直に置いていました。

思えば、年の瀬のそわそわとした波に乗ってついしてしまうことが他にもありました。

本の整理、子ども服やおもちゃスペースの整理、植物置き場の検討……と、どれもこれも、すぐにしなくてもいいけれど、普段から気になっていたものばかり。

でも、この時期ばかりは気忙しさが「えい!」っと重い腰を上げる助けをしてくれるようで、朝は歯磨きをしながら本の精査をしたり、夕食後に子供用のチェスト前で服を出し入れしたり。

いつもはとことん億劫になってしまうそんなことが、無意識にでも捗っていく時期なのかも?と気がつきました。

一日単位で見るとイレギュラーな動きをしているのに、一年単位で見ると、これもまた自分の習性のようになっていたようです。

▲寝室に新設した本棚。置けるスペースが増えて景色も変わったのは、今年あった嬉しいことの一つです。

日常に、年の瀬という魔法のベールがかかるのは、普段の家もそうだけれど、街は一層それが大きい。

先日、久しぶりに少し離れた街へ訪れた時。街並みは同じであっても、使う駅は変わらなくても、そこには年末というベール(さらにクリスマス前)がかかっていて、目線はあちこち行ってしまう。気持ちもちょっと大きくなる。

場所という土台はいつもほぼ変わらないけれど、その時々のベールを纏うことで心持ちが変わるのは、街も家も変わらないのかもしれません。

日常があって、ベースとなる空間がある。そこにベールをあえてかける役割を持つ人が、いろんな場所にいる。私の場合は、住まいにベールをかける。この役割は、とても好きです。

忙しさの波にのって、来年もまた、かけてしまうのだろうなあ。

▲今年初めて取り入れてみた「LEGO」のクリスマスアドベント。とてもかわいくて、親子で盛り上がってます!


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