【クラシコムの社員食堂】冬食材をたっぷりと。鰤の照り焼きとかぶのコンソメ煮
まきあやこ
こんにちは、社食担当のPerch.まきです。
今週は冬っぽい食材をたっぷりと使って、メインは和食、副菜はちょっとだけ洋風のアレンジをしてお届けしました。
写真は、アトリエの玄関の脇に生えている「南天」の葉っぱでおめかしを。玄関の前には南天の他に「柊(ひいらぎ)」も植わっていて、お料理のあしらいに活躍します。
私は自然豊かな場所で育ったのもあって、小さい頃からこういった四季のあしらいが食卓に自然に登場する家でした。日々の生活を楽しむことが上手な両親に育ててもらったんだなぁ、とこんなふとした時に感謝の気持ちがわきあがります。
来たるお正月のお料理にも、こういうあしらいが少しあると、食卓が華やかになります。
今週のお献立
◎鰤の柚子醤油照り焼きと白菜と柚子の浅漬け
◎丸大根のコンソメ煮 長ネギとベーコンのホワイトソース
いつもは青柚子が出始める夏過ぎに仕込む「柚子胡椒」ですが、今年はちょっとばたばたとしていたので、夏に届いた青唐辛子はフードプロセッサーにかけて冷凍に。黄色の柚子が出始めた先日、今年は黄柚子を使って柚子胡椒を仕込んでみることにしました。
柚子胡椒は主に柚子の皮の部分を使うので、残るのが果汁部分。これで柚子入りのお醤油も作ったので、今回はそれを使って鰤の照り焼きを。
添え物にはこちらも少し柚子の皮を入れて、白菜の千切りの浅漬けを作りました。
炊きたての白いご飯が進みそうなお献立です!
(当の柚子胡椒は仕込んでから少し寝かせて馴染ませた方がおいしい気がします。そちらの完成もとっても楽しみ。)
洋風の煮込みにもぴったりな、丸大根のこと
副菜にはたくさん届いた大きな丸大根を使って、コンソメ煮を。
丸大根とベーコンをコンソメでじっくりと炊いておいて、そこに長ネギの青い部分を入れて作ったゆるめのホワイトソースをかけて召し上がってもらうお料理です。
丸大根は、きめが細やかでしっとりとしていて、いわゆる大根臭さや苦味が少なく、とても上品な味のする大根。一見カブのようですが、それよりも身がしっかりとしているので煮崩れしにくく、洋風の煮込み料理にもぴったりです。
▲絵本「おおきなかぶ」に出て来そうな丸々とした大きな大根でした。
大きなくし切りにしてから、食べやすい大きさに切って使うのがすきな切り方。
スーパーマーケットではあまり見かけないかもしれませんが、どこかで出会ったらぜひ挑戦して欲しい、冬らしいおいしい食材です。
今年もめくるめく季節の食材をたっぷり使いながら、たくさんたくさんお料理させていただきました。
クラシコムのみなさんのお腹を幸せに満たすことができたかなぁ、そんなことを振り返りつつ。
さてさて、来年は何を作りましょう?
まきあやこ
料理家 Food producer / stylist、ケータリングチームPerch.主宰。2013年よりFOOD unit GOCHISOとして活動を開始。テーマ性のあるオーダーメイドのケータリングやお弁当、イベントでのフードコーディネーションを手がける他、フードスタイリング・レシピ開発などを中心に活動中。
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)