【スタッフコラム】PBグループに新しく加わった緑川です!
商品プランナー 緑川
はじめまして!新しくPBグループに加わりました、商品プランナーの緑川です。
主にオリジナルアパレルの企画開発を担当しており、今年の春夏に発売するアイテムから企画に携わっています。
今回は、はじめましてのご挨拶も兼ねて、私自身のことを少しお話しさせていただければと思います。
背中を押してくれた洋服たち
DIY好きな父と、裁縫が得意な母の影響で、私にとって「ものづくり」はとても身近なものでした。
ポンポンがついた手編みのニット、ギャザーたっぷりのスカート。幼い頃は母が作った洋服をよく着ていました。
どこかに売っているものではなく、私の好みに合わせて作ってくれたこの世にたったひとつの服。
それらをちょっと気恥ずかしくも、誇らしげに着ていた記憶があります。
習い事のピアノの発表会の衣装もお手製でした。
緊張しいで毎回舞台袖で手が震えてしまう私は、母が作ってくれたドレスの裾をキュッと握るだけで、少し緊張が和らぎ、落ち着いて本番に臨むことができました。
身にまとうだけで自信が持てたり元気になれる母の洋服は、まるで魔法みたいだなと思っていました。
今も洋服に関わる仕事をしているのは、そんな魔法のような力をまだ信じているからかもしれません。
日々大きくなる「ものづくり」への思い
前職ではアパレルメーカーで生産管理の仕事をしていました。
デザインが決定した商品の生産数や素材、品質、価格、納期などの工程をまとめて管理する仕事です。目立った職種では無いけれど、まさに縁の下の力持ち的な役割でした。
やりがいは、自分が携わった洋服を着ている人を街で見つけたとき。
思わず「ありがとうございます!」と声をかけてお礼をしたくなるほど、とても嬉しい気持ちになります。
出来上がるまでに苦労したり、思い入れのあるものだと余計に……!
パソコンや電卓とにらめっこする時間も長かったですが、展示会に行き、いろいろな産地の生地や糸と触れ合う時間がとても好きでした。
この生地はどこで産まれて、いったいどんな洋服になるのかなと思いをめぐらせてみる。たどれば1本の糸からはじまり、形になるまでにいろいろな人たちが関わっていて、そこにはどんなストーリーが詰まっているのか……。
そのことを考えていると、あらゆる洋服が感動スペクタクル超大作に思え、自分の持っている服ひとつひとつがとても愛おしく感じます。
これは生産管理として、ものづくりに携わってきたから感じるようになったことかもしれません。
ものづくりの仕事に就いてちょうど10年の節目を迎えたとき、ふと立ち止まり、今の暮らしを見つめ直すことにしました。
「より良い暮らしをするために、より良い仕事がしたい」「今の自分にフィットする仕事ってなんだろう?」
そんなとき、以前からお店のファンであったクラシコムの採用を知り、胸が高まりました。
毎日更新されていくページを眺めるだけでワクワクし、私の生活に潤いを与えてくれていた「北欧、暮らしの道具店」。魅力的なストーリーを感じる商品、暮らしやその中にあるものを大切にしている人たちがとても素敵に見えたんです。
そして2人の子どもがいる私にとって、ママさんスタッフが多く、働く環境が今の私にフィットしているという点もとても心強く重要なことでした。
「このお店でたくさんの人に長く愛され続けるような、そんなものづくりがしたい!」と転職を決意し、縁あって入社することになりました。
時間は有限だから
気がつけば入社して、半年。
暮らしも仕事も境目なく、目の前にあることにただひたすら向き合い続け、あっという間に月日が経っていました。
通勤電車の中でその日の夕飯の献立を考えたり、ご飯の支度をしながら仕事での失敗を反省したり……。
そんな日常の連続の中でも、ふとした時に感じる子どもの成長。
「あれ、もうこんなことできるようになった?」「この服、こんなに短かったっけ?」
1日1日成長している子どもたちを見ていると、何気ない日々がとてもかけがえのないものだと感じます。
私には魔法のような力は使えないかもしれないけれど、身にまとうだけでいつもの暮らしが少しでも輝き、何気ない日常も大切に過ごしていけるよう「私たちみたいな誰か」に寄りそったものづくりができたらと思っています。
こんな私ですが、これからどうぞよろしくお願いいたします!
感想を送る
本日の編集部recommends!
【期間限定】WINTER SALE!
当店オリジナルの雑貨が、最大20%OFF!冬のおうち時間にぴったりのアイテムも揃っていますよ
【数量限定】当店オリジナルコスメの「お得なセット」が登場!
当店人気のリップバームや新作のネイルなど、選べる6種のセットをご用意。クリスマスのギフトにもおすすめですよ
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】夜な夜なキッチン
縫って、編んで、お気に入りの景色を作る(「HININE NOTE 」スタッフ・彩さん)