【スタメンはこれ】 “落ち着く味” をつくるものは? スタッフ「愛用調味料」ぜんぶ見せます!(その3)
編集スタッフ 奥村
頼りにしている「調味料」はなんですか?
毎日のごはん作りを支えるものといえば「調味料」。
暑くて作る気力がわかない日だって、ちゃちゃっと焼いた食材にかけるだけでおいしい料理にしてくれる救世主です。
台所になくちゃならない、気づけばいつも手にとっている調味料はなんですか? この連載ではスタッフが、日々活用している「スタメン調味料」を紹介します。
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▲(左から)『ごま油(かどや)』、『オイスターソース(李錦記)』、『ウスターソース(ブルドッグ)』、「ナンプラー(ティパロス)』、『しょうゆ(ヤマサ)』、『ゆず果汁(徳島産業)』、「穀物酢(ミツカン)』、『ブラックペッパー荒挽(GABAN)』、『マヨネーズ(キユーピー)』、『トマトケチャップ(ハインツ)』、『カレー粉(S&B)』
津田:
「気になった調味料はどんどん試すほう。
本やネットで情報を集めて、憧れのメーカーやセレクトショップのもの、外国のものなどこれまでにいろいろ試してきたのですが、最終的に戻ってきたのは、実家でも使っていたなじみのもの。
キユーピーマヨネーズやハインツのトマトケチャップ、S&Bのカレー粉など、値段的にも使い続けやすくて、ちゃんとおいしい、自分にとっての『ふつうの味』が作れる調味料に落ち着きました。
『徳島産業のゆず果汁』は和え物やカルパッチョなどさっぱりした料理全般に使っています。醤油と合わせれば『ぽん酢』にもできるので、最近は市販のぽん酢は買わなくなりました。
黒こしょうが大好きなので、『GABANのブラックペッパー荒挽』も欠かせません。ナポリタンやポテサラ、チーズトーストなどなど何にでも振りかけます。それだけでおつまみっぽい味に仕上がるので、ビール好きにはたまらない調味料です」
▲(左から)『トマトハリッサ(Perch.)』、『カレーのもと』と『パクチーレモンオイル』(あたらしい日常料理 ふじわら)
津田:
「料理家・まきあやこさんのケータリングチーム『Perch. のトマトハリッサ』は、トマトベースの調味料。これを使うようになってから、お店みたいな味が再現できて自炊がすっごく楽しくなりました! 焼いただけの野菜&お肉に添えるだけでおいしいですし、味噌汁やカレーにちょい足しするのもおすすめ。
トマトのフレッシュな酸味があって、そこまで辛すぎない&スパイス感が強すぎないから、激辛は苦手な私でも美味しく食べられます。
『あたらしい日常料理 ふじわら』さんの瓶詰めの大ファンで、特に『カレーのもと』は何度もリピート。これ1本でいろんなカレーが作れるので特にいまの時期は大活躍です」
津田:
「最近はこのカレーのもとに、ハリッサとサラダ油少しを混ぜたタレでうどんを和えて、トマトとパクチー、ひきわり納豆をのせ、薬味と山椒をたっぷりかけて食べるのが好き。これも『ふじわら』さんのサイトにのっているレシピを参考にちょっとアレンジしたものなのですが、暑い日でもするする食べられちゃいます」
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▲(左から)『米油(ボーソー)』、『ごま油(かどや)』、『うすくち醤油(ヒガシマル)』、「あまくておいしい醤油(フンドーキン)』、『やさしいお酢(ミツカン)』、「ぽん酢しょうゆ(馬路村農協)』
野村:
「出身は高知県、学生時代は関西で一人暮らしをしていたので、それぞれの土地に味の思い出があります。
関西ではおなじみの『ヒガシマルのうすくち醤油』は、東京でも売っていると知ってから使うように。以来、料理の味が塩辛くなりすぎず、自分好みの穏やかな感じにまとまるようになりました。『フンドーキン』の醤油はかけ醤油として。いつもの卵かけご飯がこれを使ってから段違いにおいしくなったので驚きました。
『やさしいお酢』は、酸っぱいものは好きだけれどツンとした風味が苦手な自分にぴったり。
砂糖は、関西の頃によく通っていたカフェで使われているのを見てから『きび砂糖』に変えました。そこで食べていた料理みたいに、やさしい味に仕上がる気がします」
野村:
「生まれ育った高知県ではかなりポピュラーな『馬路村農協のぽん酢しょうゆ』。小さい頃からこの味で育ったので、今でも常備していて、ほかのぽん酢は考えられないほど。ほのかなゆずの風味とだしの味がして、料理にたくさん使ってもくどくならないのが好きなところです。
餃子につけたり、冷奴にかけたり、サラダのドレッシング代わりにしたり。そのままいろんな料理にかけて使っています。
実家で母がよく作ってくれた、ブロッコリーの天ぷらにつけて食べるのは思い出の味。
実家の野菜の天ぷらは、衣に砂糖、塩、醤油と顆粒だしが入っていてそのままでちょっぴり甘辛いのが特徴。さっぱりしたぽん酢とよく合うんです」
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魅力的な調味料は沢山あるけれど、「自分が落ち着く味」が出せるものって意外と少ないもの。何気なく手にとってきた見慣れたものこそ、じつはわが家に欠かせない存在なのかもしれないと2人の話を聞いて感じました。
ちなみに今回出ていた「キユーピーのマヨネーズ」と「かどやのごま油」は、スタッフの中でも一番多く名前のあがった愛用調味料。
定番の味に落ち着く気持ちは、みんな同じなのかもしれません。
(つづく)
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