【メイクのはなし】引き算方式で必要なものだけをシンプルに。暖色系アイテムで脱・マンネリメイク(編集チーム 田中)
編集スタッフ 岡本
この特集では「雑貨のように、インテリアのように、洋服のように」という思いを込めて誕生したオリジナルメイクアップシリーズを、スタッフが使うなかで感じたリアルな声とともにご紹介しています。
「自分に似合う色が分からない」「実のところ使い心地ってどうなんだろう?」と迷われている方にも、参考にしていただけたら嬉しいです。
今回は、シンプルメイク派のスタッフ田中に話を聞きました。長年メイク迷子だったけれど、ある考え方との出合いをきっかけに、ここ数年で変化があったそうです。
編集チーム 田中
「30代後半で見つけた。
背伸びしすぎない引き算メイク」
田中:
「どうにも似合うメイクがわからなくて、30代前半まで毎日同じメイクをしていました。だからメイクは楽しむという感覚ではなくて、毎朝の面倒なものというイメージで。
でも3年ほど前に草場妙子さんのメイク本と出合ってちょっと変わったんです。ファンデーションは顔に均一に塗らなくてもいい、アイラインを引かなくてもいいなど、これまで素の自分へ足し算をするイメージだったものから、自分にとって必要のないステップはほどよく引き算していいものなんだという考えが新鮮でした。
それからイガリシノブさんやAYANAさんのインスタグラムを見るようになって、それまでの『メイクは毎日同じ手順でするもの』という思い込みがなくなったんです。
基本的にはシンプル派だけど、眉毛をこげ茶にしてみたりグレーにしてみたりと、自分に必要な部分は選択肢を広げて楽しんでいます。
あまり盛らなくても自然体でいられて、こっそり流行や好みを取り入れるのが40代を目前にした私にフィットするメイクなのかもしれません」
ふだんのコスメ選びのポイントは?
田中:
「肌の色に合いそうか、ラメが主張しすぎていないか、手持ちのアイテムと組み合わせられるか、などを基準に購入しています。
コスメはポーチに入れて保管しているので、スマートな形かどうかもポイントですね。
個人的には、オレンジやブラウンとの相性がいい気がしていて、ポーチの中もそんな色が増えてきました」
「理想の色づきを叶えるリップで、
顔色をワントーンアップ」
02_ウィッシュオレンジ
田中:
「発色の良いリップは、手持ちの洋服や目元の雰囲気と合わない気がしてずっと薄づきタイプを選んできました。
ただ何も塗らないと顔色がわるく見えてしまうので、私にとってリップは『ほどよい血色をプラスしてくれる』というのが一番重要なポイントです。
ウィッシュオレンジはそんな私のメイク事情のなかで冴えるアイテムだと感じてます。
潤いのあるケアリップやグロスを塗った上にぽんぽんとウィッシュオレンジを塗ると、理想の色付き具合で血色も◎
取材などで長時間しっかりつけていたいときや、写真を撮るときなどちゃんとメイクをしているように見せたいときは、ぽんぽん塗りではなくスーッと塗った後に指で境目をぼかすようにして自分の唇に馴染ませています。
肌がイエローベースだからか、このオレンジは馴染みがよくて、しっかり塗ってもこれまで口紅に対して抱いていたリップだけ色が浮いているような違和感がないのが嬉しいです」
▲リップ:02ウィッシュオレンジ、アイカラー:01ミストピンク
「暖色系の合わせ技で、マンネリメイクを新鮮に」
01_ミストピンク
田中:
「アイメイクも絶賛模索中ですが、ここ最近好きな組み合わせができました。
それが、ミストピンクとcelvoke(セルヴォーク)インフィニトリーバーム01です。
このcelvokeのアイテムはチークとアイカラーどちらもOKなので頻繁に使っていましたが、単色使いにマンネリを感じていて。あるときミストピンクを目のまわりにラインのように引いてみたら、暖色系の2つのアイテムがマッチしました。
私はつり目でアイメイクをすると急にビシッとした雰囲気になって、ともするときつく見えてしまうことがあります。
なのでやわらかい印象にするために目元には暖色系を合わせるのがいいのかもと気付いてから、ミストピンクを選ぶことがぐんと増えました。
近頃はミストピンクだけをまぶたに淡く、目尻に濃く引いて、単色でのグラデーションアイメイクを楽しんでいます」
自分にとって必要なものだけを選べばいい。その日の気分で変えたっていい。
いつの間にか生まれていた先入観を取り払ったことで、メイクは想像していたよりもずっと自由でシンプルなものだと、本来の楽しさや嬉しさに気付けたのかもしれません。
まだまだ続くメイクのはなし。次回は好きなファッションも交えてお届けします。おたのしみに。
(つづく)
▼スタッフ田中が選んだアイテムはこちら
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