編集スタッフ　奥村

今朝ゴミを出すついでに、家の向かいの公園を少し歩いたら、地面に霜が張っているのに気づきました。

今年は秋がだいぶ長かったけれど、いよいよ冬の気配を感じますね。

 

昨年の11月頃から、当店のアプリでPUSH通知（ブブブ、とスマホに届くおしらせです）をお届けするようになって、1年が経ちました。

朝晩にお届けする投稿を、編集チームの津田と作成しています。

いま、どんなお知らせを自分たちが受け取ったら嬉しいだろう？　そんな風に考えながら日々の投稿を作っていると、自然と内容は季節や天気に寄り添っていきます。

最近は朝、ベッドから出るのが辛くなってきたから、足先をあたためるルームシューズをご紹介したいな、とか。

日暮れの早くなったこの頃は、家に灯すキャンドルがあったら、1日の終わりにちょっと心がほぐれるかな、とか。

PUSH通知をお届けするようになったからなのか、はたまた、暮らしが変化したからなのか。そのどちらも理由なのかもしれませんが、今年はいままで以上に、季節の変化に気持ちを向けることが多くなりました。

お昼を買いに外に出て、昨日より空気の匂いが冬らしくなっていることに気づいたり。

近所の生垣で赤い実のなった南天を見かけて、年の終わりを意識したり。

きっと同じ日に、同じくらいのタイミングで、自分と同じことを感じているひとがいるんじゃないかな。そう思うと、季節や天気の話は、「同じ時間を生きていること」の実感だなあと思います。

リモートワーク中心になり、同僚とは顔を合わせる機会が減りました。実家に暮らす両親や、友達には、さらに会う機会が少なくなりました。

その分、LINEや画面越しの会話で、今朝は冷え込んだね〜とか、最近ずいぶん日暮れが早くなったねとか、そんな話を交わすことは、以前より増えた気がします。

天気の話は、会話が続かないときにするもの。今までそんなちょっとマイナスなイメージを、どちらかというと持っていました。

けれど今は、むしろそんな会話が、つながっていることを感じさせてくれるから。

自分と同じ季節を過ごしている誰かにも、そんな気持ちが届けられたら嬉しいなと。そんなことを思うこの頃です。

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