【スタッフの愛用品】イエローベースの肌に、意外と使いやすいシンボリックアイカラーの「アウェイクオレンジ」

編集スタッフ 津田

好きな服は変わらないのに、何かが違う?

デニムやTシャツなど好きな服は変わらないけど、30代半ばになって「何かが違う」と迷うことが増えました。

そこで出会ったのが、あるスタイリストさんの言葉。『デニムが好きなら変えなくていい。合わせるもので流行を取りいれたり、質の良いもので年相応にふさわしいコーデはできるから』。

すてきな考え方だなぁと、すっかり影響を受けました。服を買うときは生地や仕立ての良さを大事にしたり、品の良い小ぶりなアクセサリーを買い足したり、自分の好きなものをアップデートしていくような買い物は充実感があって。大人になることの良さをまたひとつ知れた出来事です。

メイクもその手段になりそう。長年コスメカウンターは緊張するから苦手だったのですが、いまの自分が使うたびに「よし!」と、うれしくなるものを見つけたくて、ときどき訪れるようになりました。

 

自分だけの「小さな変化」がうれしい

そんなタイミングで発売になった当店オリジナルのメイクアイテム。社内でも使っているスタッフが多くて気になっていまして。

アイメイクはもともと薄づきのブラウンやベージュを単色ですることが多かったのですが、この一年は家で過ごすことが増えて、より自分が好きなものに純粋に向き合いたい気持ちが大きくなっていて。あたらしい発見があるといいなとミストピンクとフォレストグリーンを選んでみました。

わたしの場合、そのままピンクやグリーンを単色でアイホール全体にのせると、絶対にそわそわして落ち着かないので(笑)、いつものシャドウと重ねて目頭や目尻に組み合わせる作戦です。

すると目を凝らせばようやく気づくほどの小さなニュアンスが生まれます。まばたきすると一瞬見えるくらい。

鏡の前で何度か目を閉じたり開けたりしながら「このくらいの “さりげなさ” を求めていたのだ!」と、うれしくなりました。定番服を着ていても、ほんのひとさじ新鮮というか。

そうなるとミルクティベージュやアンティークブラウンなど、慣れ親しんだカラーに近いものもシリーズで揃えたくなって、すこしずつ手持ちを増やしてきました。

 

ベージュメイクの目尻にポイントとして

ここ最近、気に入ってよく使っているのが「アウェイクオレンジ」です。

特集でご一緒したヘアメイクアップアーティストの村上綾さんが「ちょっと明るいブラウンみたいに使うといい」「全体に使うのではなく締め色にするとおしゃれ」とおっしゃっていたのが、なるほど〜!と目からウロコで。

私のようなカラーメイク初心者でも、すでに親しんでいるベージュやブラウンの延長にあると思えたら、すごくハードルが下がるし、なんといっても手持ちのものと合わせて使うイメージがたくさん湧いてきたのがよくて。

▲肌にのせると確かにブラウンっぽいです

実物の第一印象はというと、これはシンボリックシリーズ全体に言えることなのですが、蓋を開けた時に「わわ、随分と明るいオレンジだな〜」と一瞬怯むのですが、肌にのせたらすんなりと馴染みがよくて安心感があります。

ちなみにわたしは肌診断によると、イエローベースのオータム。紅葉や栗や銀杏といった、ベージュやイエローからブラウンのカラートーンは合わせやすいのでした。

指でうすく伸ばせば、ほんのり色づく程度に使えるのがよいところ。ブラシにとってティッシュオフすると、さらに軽い仕上がりになります。

▲愛用中の無印良品のアイカラーブラシと、CHANELの細ブラシ。無印良品のは初心者でも柔らかく色がのせられるから気に入ってます

私が最近気に入っているのは、デニムや柄パンツ+Tシャツの日に、目尻にオレンジをうすーくのせて、その上からミルクティベージュを全体に重ねるアイメイク。気分によってカラーマスカラで遊びます。

ちょっとだけ目元に色があるのが、シンプルな服装との差し引きでバランスが取れていいなあと思っています。

▲上からアウェイクオレンジ、ミルクティベージュ、to/oneのロング ラッシュ マスカラ(04)。こんな色合わせが気分です

 

憧れのカラーメイクも、あらたな定番に

同じく村上さんに提案いただいた、ピンク+オレンジ+グリーンも、とっても好きな組み合わせです。

派手に見えますが、じつはとても健やかな色の組み合わせ。ニュアンスカラー同士だけど、オレンジのおかげで、ぼや〜っとせずに引き締まるのが、メイクしてみるとよくわかります。

自分では絶対に思いつかない色の合わせ方なのですが、シンボリックシリーズだと薄づきでまとまりがよく、実は単色だけをアイホール全体に伸ばすよりも、肌の色に馴染むメイクだなと思っています。

 

秋冬もたくさん使えそうです!

▲フォレストグリーンとアウェイクオレンジを重ねて、アンティークブラウンを締め色に

これからの秋冬も、アウェイクオレンジはたくさん使えそうです。

いち押しはフォレストグリーンとの合わせ。意外と相性がよく、上の写真のようにカーキっぽくなって秋っぽいです!

アイカラー単色+締め色だけだとコンサバティブになりがちなところ、オレンジでひとさじポップさを足せるのがいいなぁと。グリーン単色より秋らしくなる気もします。

▲上はフォレストグリーンのみ。下はアウェイクオレンジを重ねて。写真だと伝わりづらいですがニュアンスが変わるのがいいんです!

薄づきなので物足りないときは、下瞼にもアウェイクオレンジをのせたり、ブラウンやパープルやグリーン系のカラーマスカラをまつげや眉毛にのせても可愛かったです。

最近はシンボリックシリーズで、ネイルカラーとの色合わせを考えるのも楽しくて! 個人的にはフォレストやミッドナイトトークとの相性はいいなと思ってます。

▲揃ってきたシンボリック アイカラーたち。秋冬はこんなアイカラーの組み合わせにしたいなぁ

 

蓋を開けたときはちょっと自分には濃いかなと思うし、夏っぽい色かなとも思うのですが、定番メイクに合わせてちょっとだけ雰囲気を変えたいときに、アウェイクオレンジは本当におすすめ。

意外と季節を問わずに活躍してくれそうですし、ベージュやブラウンの延長として使えるカラーなので、ぜひ手持ちに合わせて試していただけたらうれしいです。

 

今回紹介したアイテムたち

 


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