【スタッフのお宅訪問】第3話:はじめから完璧じゃなくても。飾り棚をメインにしたリビングスペース
編集スタッフ 野村
全3話でお届けしている、スタッフ波々伯部(ほほかべ)のお宅訪問特集。
1話目では、昨年末にリノベーションした新居全体の紹介と、リノベーションのきっかけを。2話目では、家の中で最もこだわった場所というキッチンを中心に見ていきました。
3話目では、リビングスペースと、一番自分らしい空間づくりができたという寝室を中心に見ていきます。
1話目から読む
譲れなかったのは、リビングの「飾り棚」
リビングにはソファとローテーブルを置き、家族の団らんスペース、そして子どもの遊び場スペースとして、ゆったりとくつろげる空間に。
そしてとりわけ印象的なのは、壁に4段設けられた飾り棚。この棚には夫婦でこれまで集めてきた雑貨と、子どものおもちゃや工作がディスプレイされています。
この飾り棚は新居に、必ず設けたかった棚だったそう。
波々伯部:
「引っ越す前の家にも、同じデザインの飾り棚を作り付けていました。
その飾り棚があったおかげで、夫婦の雑貨集めが加速していって。家の中がだんだんと充実していくのが楽しかったんです。
お気に入りの空間だったので、新居にも作ろうと決めていました。
上の3段には夫婦で集めた雑貨が。残りの1段には娘のおもちゃや工作を飾るスペースにしています」
リビングの壁にはわずかに段差が設けられ、ここにもちょっとした雑貨が飾られています。実はここも、リノベーションの際にあえて設置したものだそう。
波々伯部:
「前の家のイメージや雰囲気を設計士さんにも伝えると、遊び心あるインテリアにできると良さそうですね、とこの壁に段差をつけることを提案してくれて。
その提案に私たちも、色んなディスプレイが楽しめそうでいいなと思って、施工をお願いしました」
▲リビングの一角には、波々伯部のワークスペースも。オフィスチェアは、Vitra(ヴィトラ)のもの
自分の好みを、いちばん反映できた寝室
波々伯部:
「寝室には、より自分好みの家具や雑貨を置くことができて、リビングやキッチンとは少しテイストの違う空間になりました。
工事の際、寝室側の壁は剥き出しの状態でもきれいだったので、一面だけ塗らずにそのままにしてもらっています」
波々伯部:
「工事を進めるうちに、寝室の壁にはニッチを設けられることが分かって、憧れもあったので作ってもらうことにしました。
寝室にも、リビングと同じように雑貨や本も飾ることができて、この一角もすごく気に入っています」
▲ベッドサイドにも、ヴィンテージのアイテムたちが並んでいました
暮らしながら、住みやすさもゆっくり探っていければ
波々伯部に引っ越しのきっかけを聞いた時、物件の築年数にも注目していたのが印象的でした。
波々伯部:
「物件を探す時、住みたいエリアや広さ、建物の雰囲気なども大事にしていました。
でも、これから先20年くらいは家族3人で長く暮らしていきたいなと考えると、自分たちにとっては家の築年数も同じくらい大事なことだなあと思っていて。
今のこの家は築30年ほどなので、20年後は築50年のマンション。
そのくらいの築年数であれば、建物の老朽化が問題になったとしても子どもが自立するくらいの年齢になっているので、対応を考えやすいかなと思ったんです」
波々伯部:
「今は娘も小さいので、子ども部屋を作っていません。
もし住んでいくうちに子どもの部屋があった方がいいなと思ったら、寝室を娘に譲ったり、リビングのワークスペースを娘用にしたりと、その時になったら考えようかなと。
その時々の暮らし方に合わせて、住みやすさをゆっくり探っていければいいなと思っています」
暮らしながら、ゆっくりと住みやすさを探っていければと話す波々伯部の言葉に、少し安心した自分がいました。
新居だから、リノベーションをするから、とはじめから完璧を目指さなくてもいいんだと思えたからかもしれません。
彼女がひとつひとつ丁寧に自分たちの好みを反映していったように、自分が今いる家も、時間をかけて好きな場所にしていけるといいなと思います。
(おわり)
【写真】木村文平
もくじ
感想を送る
本日の編集部recommends!
冬のファッションアイテムが入荷中!
冬のときめきを詰め込んだニットカーディガンや、ポンチ素材のオールインワンなど、冬ものが続々入荷しています
乾燥する季節に頼りたい、お守り保湿アイテム
新作のフェイスマスクや北欧から届いたボディオイルなど、じっくりと自分を慈しむのにぴったりのアイテムも揃っています
【期間限定】WINTER SALE!
当店オリジナルの雑貨が、最大20%OFF!冬のおうち時間にぴったりのアイテムも揃っていますよ
【動画】夜な夜なキッチン
縫って、編んで、お気に入りの景色を作る(「HININE NOTE 」スタッフ・彩さん)