編集スタッフ　松田

湿度も気温も上がってきて、台所に立つのも億劫になる季節。「食欲もないけれど、つるっとした麺なら不思議と食べられる」そんなひとも多いのではないでしょうか。

そこで、この夏きっと頼れるお助け麺レシピを、料理家の瀬戸口しおりさんに教えていただきました。一皿で完結して、それでいて満足 & 元気になれる麺料理を味方に、夏を乗り越えましょう。

4品目は、パンチのある味わいで食べると元気になれる、梅とにんにくの和え麺です。

 

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カリカリ、シャキシャキ、つるっと。
食感も楽しい！
梅とにんにくの和え麺

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材料（1人分）

冷凍うどん…1玉
梅干し（種をとって叩いたもの）…小さじ1
にんにく（すりおろし）…小さじ1/4
塩…少々
醤油…小さじ1
ごま油…小さじ1
三つ葉…適量
青しそ…1〜2枚
きゅうり…1/4本

フライドオニオン…適量
※フライドオニオンはあればでOK。市販のものを買ってもよいですが、少量で簡単に作れるのでぜひお試しを。以下で作り方を紹介します。

【お手製フライドオニオンの作り方】
① 玉ねぎ1/2個を薄切りにして水気をキッチンペーパーでとり、電子レンジ（600w）で1分ほど加熱する。その後、もう一度キッチンペーパーで水気をとり、強力粉（なければ小麦粉でも）をまぶす。

 

② フライパンに油を入れ、中弱火でゆっくり、きつね色になるまで揚げたら完成

▲油は少量でも大丈夫。均一に広げて、箸などであまり触らないようにすると、カリカリに揚げやすい

▲余熱でも火が入るので、焦げない程度に、うっすらきつね色になったら取り出してOKです

 

作り方

① 冷凍うどんは電子レンジ（600ｗ）で1～2分ほど加熱して、流水で洗い、ザルにあげておく。

 

② 三つ葉は1㎝幅に切り、きゅうりは細切りに。青しそは手でちぎっておく。

 

③器にタネを取って叩いておいた梅干し、すりおろしたにんにく、塩、醤油、ごま油を加えて混ぜあわせて、タレを作る。

▲しょっぱめの梅干しをつかう場合は、塩は入れなくてもOKです。お好みで調整ください

器に、うどんを入れて絡ませる。三つ葉、青しそ、きゅうり、最後にフライドオニオンをかけて完成！

▲麺にあらかじめタレを絡ませておくことで、パンチをより感じられます！

瀬戸口さん：
「我が家でも夏に登場回数が増えるのが、喉ごしよく食べられる冷たいうどん。さらに冷凍うどんがあれば、茹でなくても電子レンジの加熱でOKなので、ストックしておくと便利です。

うどん以外でも、素麺やそばで作っても美味しいです。

お手製のフライドオニオンをトッピングすることで、カリカリという食感も楽しめるのでぜひ。スライスした玉ねぎを少量の油で揚げるだけなので、とっても簡単ですよ。好きなだけ『追いオニオン』してくださいね」

具と麺をよーく混ぜて、カリカリっ、シャキシャキ、つるり。

そんな食感の楽しさと、梅干しのさっぱりした酸っぱさ、パンチあるにんにくの香りの組み合わせがクセになる一皿です。

何にもしたくない蒸し暑い日も、この和え麺を食べたら元気になれそう。ぜひお試しくださいね。

 

【写真】 佐々木孝憲

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もくじ

 

瀬戸口 しおり

夫と息子の3人暮らし。イラストレーターを目指していたセツ・モードセミナー在学中に、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働きはじめる。その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。著書に『わたしの作りおきおかず』（アスペクト）、『自分ごはん時々おやつ』（主婦の友社）など多数。Instagram:@kururichan

【写真】 衛藤キヨコ（プロフィール写真）

 

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