【しあわせな朝食ダイアリー】前日のお刺身を漬け丼に。お弁当のおかずもサクッとできちゃう時短の工夫(料理家/写真家・minokamo(長尾明子)さん)
編集スタッフ 神村
朝から美味しいご飯を
お腹いっぱい食べること
毎日やってくる朝ごはんに、みなさんはどんなものを食べていますか?
『しあわせな朝食ダイアリー』は平日と休日の朝ごはんを見せてもらいながら、1日のスタートをどの様に過ごしたいと考えているかをお聞きしたり、朝のスイッチを入れるためのとっておきのメニューや朝ごはんづくりに欠かせないキッチン道具などを教えてもらう番組です。
第18回は、日本各地の郷土料理を取材しているという料理家・写真家のminokamo(長尾明子)さんの朝ごはんを見せてもらいました。
「朝から美味しいご飯をお腹いっぱい食べることが、その日のスタートを切る大切な時間ですね」と話すminokamoさんは日々の食事の中でも朝ごはんは特に大切にしているといいます。
時間がない朝でもサクッと準備ができるよう、小さな工夫がたくさん詰まった朝ごはん。ぜひYouTubeでご覧ください。
-一日を元気に過ごす海鮮丼と時短でつくるお弁当-
朝食と一緒に夫のお弁当作りもするminokamoさん。この日のメニューは、もりもり食べて1日を元気に過ごせそうな海鮮丼。前日の刺身の残りを漬けにしておくことで、朝は炊き立てご飯を用意すればすぐに食べられるメニューです。
並行してつくるお弁当のおかずと合わせて、朝の忙しい時間でも効率よく調理できるように工夫していることがあるといいます。
minokamoさん:
「できるだけ同じ材料で複数品作れるように、献立は考えます。例えば、イワシは身をお弁当のおかずにして、骨はお味噌汁の出汁に。にんじんはお弁当に入れるおひたしとお味噌汁の具になど。
朝ドラの時間を一つの目安にどこまで準備ができるかを考えながら手を動かすのも、なんだかパズルのようで楽しいです」
▲親戚から貰ったという漬物壺。味の馴染みがよく、美味しくできるのだとか
minokamoさん:
「昨日つけた漬物はまだ浅漬けで、塩気が少ないのでサラダのように食べられます。もっと熟成したら、細かく刻んでチャーハンに入れたり、漬け汁はスープにしたり。色々な料理に応用ができるので、常備菜としてとても優秀なんです」
-和の食材もひと工夫で洋風に 焼きたてパンと漬物マリネ-
朝から焼きたてパンを食べるのが休日のお楽しみだというminokamoさん。オーブンは使わず、フライパンで焼くので気軽に作れるのだそう。
minokamoさん:
「朝からオーブンを予熱するのが大変なので、フライパンで気軽に焼きます。
生地は前日に仕込んで一次発酵まで終わらせておき、朝に成型してフライパンの上で二次発酵を20~30分ほど。
この生地は、パンだけではなくピザや肉まんにも使えるので、朝に限らずよく作り置きしておきます。今日はフォカッチャ気分ということで、ベランダで摘んだハーブを乗せて焼いてみます」
▲スープの味付けは味噌をベースに豆乳を加えて
minokamoさん:
「豆乳を加えてクリーミーさを出して、そこにハーブや胡椒を入れれば、パンとも相性抜群のスープができます。味噌は和の調味料だけど可能性が無限大で、どんな食材も程よくまとめてくれるので、色々試してみるのも楽しいですよ」
▲ここでも漬物を活用してマリネ風サラダに
minokamoさん:
「漬物はオリーブオイルとビネガーで和えればマリネに大変身。もう一品欲しいなと思った時に、お漬物は本当に助かりますね」
minokamoさん:
「私にとって、朝ごはんはその日1日のエネルギーチャージです。千切りがバラバラでも、少し味が濃くなってもあまり気にしない。
楽しく調理すれば、必然的に美味しく感じることができますから」
終始笑いが絶えなかった今回の取材。楽しく朝ごはんを作る姿に、自然と湧き出るminokamoさんのパワーを感じ、ご飯を美味しく食べることの大切さを改めて実感しました。
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minokamo(長尾明子)
料理家、写真家。岐阜県美濃加茂市出身。祖母と一緒に料理したことが料理活動のはじまり。日本各地の郷土食の取材にも力を入れている。著書に『粉100、水50でつくる すいとん』(技術評論社)、『料理旅から、ただいま』 (風土社)など。http://minokamo.info
Instagram:@minokamo
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