【密着!】ちょっとかじっては身が入らず、転々とした20代を経て。東京・世田谷で “ひとが集まる” 八百屋を営み始めて4年(尾辻あやのさん)
編集スタッフ 澁谷
昼は八百屋、夜は居酒屋
ひとが集まる「野菜」に魅了されて
私たちが大好きな「あの人」のいまの生き方に迫る、ドキュメンタリー番組『うんともすんとも日和』第52弾をお届けします。
今回は、東京・世田谷で昼は八百屋、夜は居酒屋になるお店「イエローページセタガヤ」を営む尾辻あやのさんにご登場いただきました!
世田谷通り沿いにあるこのお店には、国内の様々な農家さんから届いた旬の野菜が並びます。尾辻さんが書いた「それって、本当にホント?」という言葉の意味とは-。
尾辻さんはファッションや演劇など全く別の業界で働いたのち、八百屋を始めたのは今から4年ほど前だそう。
店名にもある「イエローページ」は、「電話帳」という意味の言葉。
八百屋でもあり居酒屋でもあるこのお店の多様さや、人と人が繋がるコミュニティのような場所にできたら、という思いからこの名前をつけたんだとか。
▲開店当初から一緒に働いているスタッフの涼子さんと、オープン前の準備中
尾辻さん :
「前に働いていた会社で教えてもらったことで覚えているのが『人は来る理由を探してる』という言葉です。
みんな誰かに会いたいし、喋りたい。でも喋りたいことがあるかって言われると、そうではなくて。
例えばそこに『なす』があると、全く知らないおばあさんも『綺麗ななすね』と話しかけてくれて、そこから『お散歩ですか?』とコミュニケーションが始められるんです」
全く知らない人と関わり合うハードルを野菜は簡単に越えてくれる。それが八百屋を始めようと思ったきっかけだったんだとか。
尾辻さん :
「でも野菜を売っていると『この野菜ってこう調理しないといけないですか?』と聞かれることも多くて。
自分も他人も、思った以上に思い込みの中に縛られていることがあるなと思うんです。
さっきお店に来ていた赤ちゃんのように、直感的に野菜をかじったりしても本来はいいはずですし。
「こうじゃなければ」「こうしてはいけない」みたいなことをつい思ってしまうんですけれど、「本当にそう?」って思うようにしたいなと思って」
そう話す尾辻さんのとある1日に密着しました。
続きはぜひ動画でご覧くださいね。
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動画動画・写真 : 三代史子
撮影助手 : 内田誠司(Video Village)
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