店長　佐藤

 

長らく朝ごはんの写真を撮っていなかった…

すこし前までは、もちろん休日限定ですが、習慣みたいにして朝ごはんの写真を撮っていたのに。

ふと気づいたら、長いこと、休日でさえ朝ごはんの写真を撮るということをしていませんでした。

日々の仕事やら育児やらで、ちょっと余裕をなくしていたのかなあ・・・

でも、そんなわたしに再度スイッチを入れてくれたのがこの特集でした。

「わたしのコンディションづくり | 四分一亜紀さん編」

スタイリストの四分一さんが、自分の良いコンディション維持のために朝ごはんの記録を重ねているというエピソードを知って「そうそう、そうだった」と思い出すようにして、また休日限定で復活させました。

 

簡単なメニューでも、一日を嬉しい気持ちでスタートできる。

この日はある土曜日だったんですけど、朝起きたら空はどんより。雨もしとしと。

「もう、せっかくの土曜日なのに」とモヤモヤとした気分で布団から起き上がりました。

朝ごはんもちゃんと作る元気が出なくて、ウインナー好きの息子のためにウインナーをいためて、あとは果物をちょこちょこと。

でも、写真を撮ろうという小さな目標があったので、好きな食器になんとなくかわいく盛りつけたくはなる（笑）

食卓にむかってパシャリとiPhoneのシャッターをきった途端、わたしのなかで何かのスイッチがONになったような感覚がありました。

この日も休日の朝とは言え、簡単なメニューでした。果物とマフィンのみ。

マフィンはお気に入りのパン屋さんで買ってきたもの。

ガスコンロのグリルで両面じっくりトーストして、バターと蜂蜜をたっぷり染みこませただけ。だけと、猛烈においしい！

簡単朝ごはんだけれど好きなものは写真におさめておかなくってはとシャッターをきりました。

「満足感」とか「豊かな気持ち」って、たとえ数が少なくても、自分にとって本当に好きなものと向き合えたり味わえたりする瞬間に訪れるものなんだなあと、撮れた写真を見ながら再確認。

 

余裕がない時こそ、さらにちょっと余計なことをする？

しばらくの間、余裕をなくしていたのかお休みしていた朝ごはんフォト。

久しぶりに再開してみると、やっぱりいいことが沢山ありました。

写真を撮ろうと思うと、だるい休日の朝でも、少しでも見栄えのいい朝ごはんを作ろうとがんばれる。そして「好き」を再確認することで英気を養い、いい休日のスタートをきれたりもする。

忙しさで心の余裕をなくしがちな時って、できるだけ無駄なことをカットしようという思考になってしまいがちだけれど、余裕がない時こそちょっと余計なことをしてみることで助けられたり、元気になれることがあるのかもと。

朝ごはんを食べる前に「ちょっと、まだ食べないで」と家族を待たせて（笑）写真を撮るなんて、まさに「一見無駄」選手権のトップに躍りでそう。

でも、仕事においても「非効率のなかにある効率」なんて言われることがあるように、一見無駄？余計？と思ってしまいそうな行為のなかに実は自分を元気づけてくれたりスムーズに動けるように助けてくれる価値が眠ってたりするのかもしれない。

そんなことを思いました。さて、あとは再びどこまで続けられるか？です（笑）

 

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