【特集|わが家の定番弁当】第2話:料理家・大塩あゆ美さんのスパイシー弁当
編集スタッフ 津田
4日間にわたり、料理家さんと当店スタッフが「わが家の定番弁当」をご紹介する特集をお届けしています。
本日ご登場いただくのは、料理家・大塩あゆ美さん。『あゆみ食堂』という屋号で、季節ごとの日本の美味しい食材を使ったケータリング活動を行っていらっしゃいます。
当店のオフィスがある東京・国立でも、ギャラリーで出張食堂を開催されたことがあり、スパイシーでちょっぴりエスニックな料理が、スタッフの間でも「美味しい!」と話題になり、今回ご登場いただくことになりました。
大塩あゆ美さんの定番弁当:
スパイシー弁当
メニュー
◎人参のココナッツマスタード炒め
◎春菊のナンプラーとナッツ和え
◎紅芯大根とシークワーサーの麹漬け
◎ゆで卵(アリッサ添え)
◎レモンナンプラーチキン
◎レンコンの酢漬け
◎青大豆のピクルス
◎揚げじゃがいも(ふき味噌添え)
◎五穀ごはん
(写真右上から下へ順番に)
大塩さん流・献立のコツ
大塩さん:
「お弁当を作るときは、旬を盛り込むことと、一品ずつでもおいしいけれど味が重なって新しい美味しさがみえることを心がけています。
今回のお弁当のおかずも、いつもお付き合いしている農家さんから送ってもらった露地物の野菜を中心に作りました。
メインのおかずであるレモンナンプラーチキンに合わせて、副菜にもナンプラーやココナッツを使って味をまとめつつ、箸休めになるさっぱりした漬け物やピクルスも入れてバランスをとりました」
大塩さんのお弁当レシピ01:
人参のココナッツマスタード炒め
ささっと炒めるだけなので、火を使う時間がとても短く、忙しい朝やこれからの暑い季節にぴったりの、ちょっぴりエスニックなおかずです。マンネリになりがちなお弁当の副菜に、ぜひおすすめしたい一品です。
材料(作りやすい分量)
人参…1本 (大体150gほど)
生姜…2片ほど
ココナッツファイン…大さじ1(※1)
塩…少々
マスタード…小さじ1
米油、もしくはサラダ油…小さじ1(※2)
※1 ココナッツファインは製菓材料店などで手に入ります。手に入らない場合は、素焼きのアーモンドを細かく砕いて使うのもおすすめです。
※2 米油は酸化する速度が遅く、美味しく仕上がるうえ、揚げ油としても何回か使えるのでおすすめです。
作り方
下準備:人参と生姜を出来るだけ細めに切っておく。
[1]人参に塩少々を加えて塩もみして10~15分おき適度に絞って水分きる。
[2]フライパンに米油と生姜を入れ中火にかけて香りがたってくるまで待つ。
[3]2のフライパンに水切りした人参を加え強火にしてサッと手早く炒める。
[4]3の火を止めてマスタードとココナッツファインを加えて全体をしっかりと和えたら出来上がり。
大塩さんからの、ひと言アドバイス。
こちらのおかずは、お弁当だけでなく、お酒のおつまみや常備菜にもおすすめです。冷蔵庫で2〜3日程度でしたら保存できますので、作り置きしていただいてもいいと思います。
大塩さんのお弁当レシピ02:
レモンナンプラーチキン
お弁当の主役になる、ボリューム感のあるチキンのおかずです。前日に鶏肉を調味料に漬込んで、朝オーブンで焼くだけのお手軽なレシピなので、忙しい朝にもおすすめです。
材料(作りやすい分量)
鶏モモ肉…100gほど
胡椒…少々
[A]
ナンプラー…小さじ2
メープルシロップ(はちみつでも良い)…小さじ2
米油、もしくはサラダ油…小さじ1
ニンニク・生姜…各少々
レモン汁…レモン1/2個分
作り方
[1]鶏モモ肉全体に胡椒をふる。
[2]Aの材料を全て混ぜ合わせておく。
[3]ポリ袋やジップロックなどの保存袋に1と2を入れ、空気を出来る限り抜いて、肉全体に調味液が満遍なく浸るようにする。
[4]一晩置いて、230度のオーブンで10~15分ほど焼く。肉を浸けていたタレを小鍋で煮詰めて、からめたら出来上がり。(焼く1時間ほど前に冷蔵庫から出し、常温にしておくこと)
大塩さんからの、ひと言アドバイス。
レモンナンプラーチキンは、オーブンではなくフライパンで焼くこともできます。その場合は、中火強で皮の面に焼き色をつけてからひっくり返して、蓋をして弱火で10分ほど焼いてから串を刺してみて肉汁が透明なら出来上
スパイシー弁当ができました!
本日は、料理家・大塩あゆ美さんの定番弁当として、スパイシー弁当をご紹介しました。
「人参のココナッツマスタード炒め」は、しゃきしゃきした食感が楽しくて、生姜のアクセントがほどよくきいてて、やみつきになる美味しさでした!生姜好きさんには、ぜひおすすめしたい1品です。
オーブンに入れて焼くだけの「レモンナンプラーチキン」のレシピは、おかずづくりでコンロが埋まっていることも多い朝の時間に、きっとお役立ていただけるのではないかな〜と思います。ぜひお試しくださいね。
さて明日は、スタッフのなかでも料理好きの青木に、スープジャーを使ったお弁当を教わります。どうぞお楽しみに!
もくじ
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