【あの日のコラムを振り返る】窮屈なアラフォー男?
店長 佐藤
(文:店長佐藤)
実はクラシコム代表の青木も
以前はメルマガコラムを書いていた…
当店を何年も前から見てくださっているお客さまは、もしかしたら読まれたことがあるかもしれません。
わたしの兄でもあるクラシコム代表の青木が、開店当初から数年にわたって書いていたメルマガコラムを。
せっかく少し前からこの「振りかえり企画」が誕生したことですし、当時の青木が書いていたコラムを紹介してみるのも面白いかも?なんて企みはじめた妹です。
当時の青木もお客さまにお届けするメルマガに添えて、かなりの本数のコラムを書いていたのですが、そのなかで「窮屈なアラフォー男?」というタイトルのコラムを発見。
(最近の青木、現在43歳の誕生日が目前ですー)
- 2012年12月3日 配信 -
タイトル「窮屈なアラフォー男?」
先日、とあるアラフォーで会社経営者という共通点を持つ友人とノンアルコールで延々数時間、仕事や人生について話し合う機会がありました。
その時に出てきた話が、40代前後の僕らって何かと窮屈だよねーという、やや愚痴っぽい話。
40代前後といえば人生の時間で言えばちょうど真ん中あたり。
過去の時間経過も、これからの時間もちょうど同じくらい抱えているお年ごろ。
自分が若い頃からどんな思いを持って今まで歩いてきたかも、この先の自分がどんなふうに後半生を生きていきたいかというイメージも、どちらもそれなりのリアリティと重みを持って視野に入りつつ日々暮らしていたりするわけです。
昔の自分を裏切れないし、未来の自分も見捨てられない。
そう思うと、今の自分はあんまり馬鹿なことやれないな、しっかり責任を果たさなきゃなと感じることがとても増えてきたここ数年な気がしています。
きっと僕がもっと若い頃には僕の父親たちの世代が、あるいは僕の当時の年長の上司たちの世代が、何かと窮屈な思いをしながらもなんとか踏みとどまってくれていたから、のうのうと若い時代を謳歌できたんだろうと思います。
まだまだへなちょこな僕らだけれどまさに踏みとどまって、窮屈ながらも自負心を感じつつ、自分の責任を果たす事に徹するバトンが回ってきているのかもしれないですね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました。
(このコラムの内容は2012年12月に配信したものです)
編集後記
あの日のコラムを読んで、今日思うこと。
— 青木がこれを書いた日と同じ年齢になった私
妹のわたしは、青木がこのコラムを書いていた日と同じ年齢になりました。
兄が書いたコラムなのでこんなことを言うのも手前味噌になってしまうのですが、このコラムと数年ぶりに対面して真っ先に思ったのは、
「いやあ、分かるわー。共感するわー」です。
わたしもどこか「窮屈なアラフォー女?」になりそう、いや、なってる?と感じることが増えてきたような。青木が書いてたバトンがそろそろ回ってきたのか!?
と言うのも、やっぱり年齢とともに責任も増え、子供や会社の部下たちから「見られている」「しっかりしなきゃ」という意識が強まっているからだろうと思います。
でも、本当に見られているのかな?思うほど見られていないのかも(笑)
わたしは自分より年上の人が自由に見えるとき、後をいく年下としてなぜか希望をもってしまいます。
どこにも属していないという意味での自由ではなく、属していても自由そうに見える人に出会うと余計にそうなります。
青木も妹のわたしもまだまだその境地には到底達せなそうだけど、いつか誰かに「なんかあの人たち自由だね」と感じてもらえるようになるまでは、地道に窮屈ぶりながら40代を歩いていきたいと思います。
当店のメルマガで引き続き
こつこつ楽しくコラムを綴ってます。
商品や読みものの新着情報だけでなく、メルマガ限定のコラムもお届けするのが『クラシ通信』のスタイルです。
たいていは他愛もない話題が多いですが、暮らしと仕事を行ったり来たりするなかでハッと気づいたこと、考えさせられたことなど時に「まじめか!」と突っ込みがはいりそうな内容も綴っています(汗)
↓ご登録は以下バナーからどうぞ↓
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)