【スタッフコラム】モノの置き場所と使い方の変化を楽しみたい。
編集スタッフ 齋藤
文・写真 スタッフ齋藤
細かいものが多い我が家。置き場所はいろいろです。
小さな雑貨をはじめ、物が多めの我が家。スッキリとものが少ないお家を雑誌や本で見るのは大好きなのですが、いざ自分の家となると、実用的ではなくてもお気に入りのものや道具があちこちに散らばっている方が落ち着くようです。
何度か引越しを繰り返しているけれど、大きな家具やものを買い足すことはそんなにありません。でも、よく考えてみると使い方や飾る位置はどんどん変化していることに気づきました。
パジャマ入れ→飲料ボックスに変化したバケツ
以前は寝室でパジャマ入れとして使っていましたが、いまはリビングの片隅で冷蔵庫が近いココが定位置。
箱で購入している飲み物を収納しています。夏場はここに炭酸水のストックをごろごろ。
仕舞い込まない分、ストックの残量が分かりやすく「あ!なくなっちゃった!」が減りました。
電池など普段使わないもの入れ→日々のとりあえずボックス
ツールボックスは、夫婦二人で一人一つずつ色違いがあります。
昔はアクセサリー小物を入れたり、電池やちょっとした工具などを入れていました。
いまはリビングのテーブルの近くに、日記や保育園の連絡帳を書くためのペン、しばらく置いておきたい明細や手紙などを置く「とりあえずボックス」にしています。
これをのせている作業カートは、昔は炊飯器や米びつをのせてキッチンに置いていたもの。引越しをしてキッチン収納が増えたので、用途を変えてリビングにやってきました。
ここは譲れない…本棚に設けた飾るためのスペース。
(スウェーデンのスノードームと、旭山動物園の置物)
徐々に増え続ける本。少し前は本棚のなかで3箇所ほどは飾り棚としていましたが、いまは中心に1つだけになりました。
ここには、大事に眺めたい本を立てかけ、リビングで唯一の時計と思い出のものを置いています。
本が増えても、このスペースに並べることは考えていません。ここに飾るための空間があることで、「行ったなあ、あったなあ」と思い返す気持ちを忘れないようにしてくれています。
引っ越すたびに、場所を変えて。
シュライヒ社の動物フィギュアは、本棚の上、花瓶と並べて…を経てカーテンボックスの上に。パッと部屋に入った時にはわからないけれど、気付いた時にフッと嬉しくなるスペースです。
ずーっと気づいていなかった息子も、最近動物園に行ったことに加えて、視線が届くようになったのか、毎朝見つけては大喜びしています。
そのものの可愛さや直感で買ったものが多い我が家。環境が変わるたびに、ゆるやかに置き場所や使い方を見直している今のスタイルは、 自分たちに合っているかもしれません。
これからまたどんな風に変化するか、あれこれ決め込まずに楽しんでいけたらいいなと思います。
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