【北欧さんぽ】スウェーデン3:忘れられないシナモンロール。
文・写真 スタッフ二本柳
こんにちは!「北欧さんぽ」はスウェーデン3日目に突入です。
今日のハイライトはシナモンロール。
映画『かもめ食堂』で印象的なシーンのひとつに、画面の中からおいしい香りがただよってきそうな、あのシナモンロールがありますよね。
その影響もあって、本場の味を一度は食べてみたい…と、地元の市民からも愛される老舗カフェで特大サイズのシナモンロールをいただきました♪
床のタイルもかわいい『Cafe Saturnus(カフェ・サトゥルヌス)』
「おいしいシナモンロールを食べたい!」と、この日に向かったのは、閑静な住宅街に佇むCafe Saturnus(カフェ・サトゥルヌス)。
地元の人たちにも愛されるこのカフェ。見ての通りとってもキュートな内装です!
床のタイルも壁も、すべてがカラフルなのに不思議と調和がとれている…
このお店は、Bullarという名のシナモンロールが有名とのこと。
やっと本場の味を食べられる〜!
でも何より驚くのは、そのサイズ。「もっと小さいのありませんか?」と聞いてしまったくらいの特大サイズです。
(コーヒーカップも大きいので伝わりにくいですね笑)
でもこのシナモンロール、すごいのはサイズだけじゃなかった。味もとっても美味しいのです!
外はサクサクと香ばしいのですが、中がものすごくモッチリ・しっとりしていて…。
食べきれなかった分は店員さんから紙袋をいただいて、お持ち帰りすることもできます。
(2人でシェアしたが食べきれず…)
おいしい食材を求めてエステルマルム市場へ
シナモンロールでお腹いっぱいになった後は、同じくエステルマルム地区にある市場へ向かいましょう。
ここは1880年代からつづくという、歴史ある屋内市場。とはいえ内装はこれまで見てきた市場のなかで1番清潔感があって、ディスプレイもおしゃれ。
小規模ながら、野菜にシーフード、お肉、チーズにお菓子、調味料などなど… 大充実のラインナップです!
(北欧名物ザリガニもありました)
(チーズにささってる国旗がかわいい♪)
(中にはレストランもあるんです)
実はストックホルムの伝統料理店で食べたミートボールが予想外においしくて。大きめのミートボールに添えられた甘酸っぱいリンゴンベリーソースは、とっても相性の良い組み合せでした。
そこで「これは家でも作ってみたい!」と、リンゴンベリーソースを求めに、ここエステルマルム市場へ来たのです。
なので真っ先に向かったのは、お目当てのソースが並ぶお店。
ちなみにミートボール以外の食べ方を聞いてみたのですが、「ん〜…やっぱりミートボールだよ!」とのことでした。
他にもスウェーデンの伝統ケーキ「プリンセストルタ」がとっても可愛くて印象的でした。
ドーム上のスポンジケーキに緑色のマルチパンを付けた、乙女チックな伝統ケーキ。
みなさんは食べたことありますか?私はまだ勇気が出ないのですが、いつか食べてみたい。
さて、お目当てのリンゴンベリーソースやハチミツなど、諸々食材を手に携えて市場をあとに。夕方のストックホルムをお散歩です。
段々と夜も更けてきて、気付けば22時になっていました。
でも空はまるで夕方のような美しい色をしています。
夜が長い夏の北欧。
ずっと遅くまで明るいと1日1日がとっても濃厚で、なんだか得した気分・・・♪
さて、次回は世界遺産の『森の墓地』へ向かいます。早朝に訪れた美しい墓地には、凛とした空気がただよっていました。
それではまた来週!
(つづく)
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