【店長コラム】カレンダー、どの月の絵が好きですか?
店長 佐藤
文・写真 店長佐藤
オリジナルカレンダー「どの月が好き?」
「いつかオリジナルのカレンダーをつくりたい」「今年こそ」。
もう何年もそんなふうに願いながら季節が過ぎてしまい、その「今年こそ」がKURASHI&Trips PUBLISHINGというブランドを立ち上げたことでやっと叶いました。
少し前に発売となった2016年版のカレンダー、早速たくさんのお客様にご注文をいただいてます!(本当にありがとうございます)
わたしの楽しみな日課なのですが、Instagramに「#北欧暮らしの道具店」というハッシュタグ付きで投稿されている写真を見ていたら、カレンダーを買ってくださったお客さまの投稿を幾つも見つけました。
もう、それだけで嬉しくなっちゃうんですけれど、それぞれの方がどの月のカレンダーを写真にうつしてくださっているか?にさらに興味津々のわたし。
「~月の絵がお気に入り」と書いてくださっている方もいらして、心のなかで「うんうん」なんて共感しながら何だか勝手にお喋りをしているような気持ちになってしまいました。
直接お会いしてお喋りはできないけれど「わたしは~月の絵が好きです」とコラムに書いてみたくなりました。
わたしは特にこの3枚が好きです。
カレンダーの企画段階から参加しているので、出来上がったものを前にすると正直どれをとっても思い入れがあるのですが、そんな中でも特に「大好き!」と感じている月があります。
それが以下の3枚。大好きな順番に紹介してみますね。
【キッチンの風景を描いた8月】
8月のイラストは、架空の「誰か」のキッチン。
「暮らしの道具がたくさん詰まった、眺めるだけでワクワクするようなキッチンの全景をぜひどこかの月に入れてほしい!」当店のデザイナーと今回イラストを描き下ろしてくださった小池ふみさんにお願いしました。
出来上がったキッチンの絵をひと目見て、架空の「誰か」のキッチンが「わたし」の理想のキッチンになりました。それくらいに大好き。
カレンダーとして使い終わった後は、イラストの部分だけを切りはなして飾れるようになっているのですが、わたしはこの8月のキッチンの絵を真っ先に額装したい。そう心に決めています。
【紫陽花を描いた6月】
「6月はぜひ紫陽花のイラストを!」これも企画段階で、わたしからお願いしたことのひとつ。希望にこたえて、小池ふみさんが爽やかなブルーのなんともみずみずしい紫陽花を描いてくださいました。
これもイラストの部分だけを額装したら素敵だろうなあと今から想像をふくらませています。
【朝ごはんを描いた1月】
「あたらしい一年の始まりは、一日の始まりの象徴でもある朝ごはんのイラストで」
このストーリーが個人的にもすごく気に入っています。
平日の朝はまずもって食べるだけで精一杯の朝ごはんだけれど、休みの日に目玉焼きも焼いてお気に入りのお皿に盛りつけて珈琲もドリップなんてことができた時は静かな充実感がわいてくる。
もうすぐやってくる2016年がそんな静かな充実感ではじまり、そして幕を下ろすことができるように。わたし自身も来年のスタートをこの1枚で切れるのを楽しみにしています。
お客さまと一緒に同じカレンダーを追っていく楽しみ
カレンダーというアイテムを自分たちで作ってみて何より良かったと思うのは、来年はこのカレンダーを買ってくださったお客さまと一緒に同じものを見ながら時間の経過や季節の変化を追っていけるということ。
「今月は子どもの行事でバタバタで何がなんだか分からないうちに一ヶ月が終わってしまったなぁ」
「来月は仕事の山場があるぞ。あぁ、プレッシャーだ」
「来月は楽しみな旅行が待ってるからそれを励みにがんばろうー」
そんな日々の時間のなかに普通にある大変なこと・楽しいことを、新しいカレンダーに取り替えるたび共有できる相手が沢山見つかったような心強ささえ感じています。
◎登場したアイテム◎
KURASHI&Trips PUBLISHING オリジナルカレンダー(2016年版)
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