店長　佐藤

 「この爽快感と達成感の正体はなんだ？」

繰り返される日々のなかにある普段なら気に留めることもないような”とあるシーン”で、ふとこう感じることがあります。「この達成感と爽快感の正体はなんだ？」と。

その”とあるシーン”というのは……

「あらゆる消耗品のストックを補充できた瞬間」

シャンプー、ボディソープ、トイレットペーパーにティッシュペーパー、洗濯洗剤、子ども用のウェットティッシュ……書き続ければきりなく出てくる日々消耗していく日用品。

「え？そんな些細なことで？」という声も聞こえてきそうですが、これらを補充できた瞬間に味わう爽快感と達成感が、実はわたしにとって小さなストレス解消になっていることに最近気づいてしまったんです。

 

日用品て、なくなる時って一気になくなる不思議。

「そろそろシャンプーが底をついてきたな」と思ったら、次はティッシュペーパーがあとひと箱（Oh No!）。そこへ追い討ちをかけるように、食器用洗剤も減ってきたぞー、ゴミ袋もあと2回分だ。

日々消耗していく日用品て、なくなる時はあれもこれも一気になくなる。不思議です。

「あぁ、ドラッグストアに買出しに行かなくちゃ。でも、週末までは行く時間がなさそうだな。なんとかもつかな……」そんな心の小さな負担を抱えながら週末まで粘る（笑）そんなことってありませんか？

週末に買出しに行くとき買い忘れが起きないように、わたしはiPhoneのメモ機能を使って「補充リスト」を書き溜めていきます。

 

潜んでいた小さな心の負担が、小さな「できた！」に変わる爽快感。

（週末にスワッグ作りに初チャレンジ。たった10分くらいで完成して、これも爽快な経験のひとつでした）

「あれを買い足さなければ」「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」「そうこうしていたら、部屋が散らかってきた。掃除もしなくちゃ」

考えてみれば日々の家仕事をとっても、自分は「できている」と実感できていることって本当に少なくて、「できていない」「時間ができたらやらなくちゃ」と思っていることのほうは山ほど。

そんな小さな心の負担が積み重なっていく一方になってしまう状況に歯止めをかけてくれる瞬間のひとつが、わたしにとっては”日用品のストックを一気に補充できた瞬間”なのかもしれません。

iPhoneのメモを見ながら買出しをして、持ちかえった日用品たちをそれぞれの居場所に補充できたとき。

すなおに「どうだ！これでしばらくはいけるぞ！」という爽快な気持ちになります。

小さな心の負担⇒小さな「できた！」に変わる瞬間があるから、きっとみんなそれぞれの立場でそれぞれの日常を奮闘できているのかもしれない。

日用品のストック以外にも、小さな「できた！」を感じられる瞬間・シーンてきっと色々あって、そういうストレスをいったん解消してくれる『句読点』をこれからも地味に探していきたいです。

みなさんにとってのストレス解消につながる『句読点』て、どんな瞬間ですか？

 

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