店長　佐藤

明けましておめでとうございます！いよいよ新しい年が始まりましたね。

新しい年のスタートに何か「らしい」ことをしたいと、スタッフ全員集まっていつも当店を見てくださるお客さまへのご挨拶動画を作ってみました。

（15秒ほどの短い動画ですので、ぜひご覧になってみてください）

 

10年前は兄妹のふたりでした。

わたしの実兄でもある代表の青木とクラシコムという会社をつくったのが、今からちょうど10年前。

「北欧、暮らしの道具店」というお店をスタートさせた当初は、兄妹でスウェーデンやフィンランドなど現地に買い付けに行き、旅先で見つけてきたヴィンテージ雑貨を紹介していました。

あの頃はあの頃で体力勝負の買い付け旅行・時には吹雪のなかでの蚤の市めぐり・帰ってきてからの荷解きなど大変だったことも色々あったけれど、「これからなにかがはじまる」と胸をワクワクさせていて、結果本人たちはあまり「大変」という実感を持っていなかったことを思い出します。

▲こんな写真が出てきました。開店当時、わたしの自宅を事務所がわりにしてスタートした頃です。ブレブレ写真なのでうまい具合に分かりにくくなっていますが、二人ともかなり若い、はず…笑

▲吹雪のフィンランドで買い付けをしている写真も出てきました。心が折れそうになった…けれど楽しかったなぁ

 

開店当初よりは随分にぎやかになりました。

お店をスタートした当初は兄と妹の二人だけだったところに、ひとり、またひとりと加わり、毎日一緒に働く仲間が今ではずいぶん増えたなぁと感慨深くもあります。

▲人数が増えてくると、なかなかみんながいい顔で写るのは難しい…何度も撮り直してやっと撮れた一枚です。みんながそれぞれ「今年もよろしくお願いします！」という気持ちで撮りました。

 ここに写っているメンバーに

・お客さま係
・バイヤー
・編集者
・デザイナー
・WEBエンジニア
・BRAND NOTEプランナー
・経営陣

の全てが含まれており、日々それぞれの持ち場で失敗や後悔から学びを得る連続ではありますが（もちろん私もです…）、でも楽しみながらサイト運営に取り組んでいます。

少ない人数で何でも掛け持ちでやっていた頃・社内だけでは対応しきれない専門的な分野を外部の方々に助けていただいていた頃のことを思えば、様々なアイデアを試せる速度は速まったと実感できる瞬間も多くなってきました。

とはいえ、色々なことを試せるようになってきたからこそ

・自分たちの原点や個性がどこにあるのか？
・お客さまに楽しんでいただくために大切にし続けたいのは何か？

このあたりをじっくり吟味しながら健全に成長していけたらと願っています。

 

2016年もきっとまた、色々やります。ご期待ください。

今年2016年の秋には当店もいよいよ10年目に突入します！

まだまだ10年。でも「10年という節目がきたか」素直にそう思える部分もあります。と言うのも、お店を始めた当初、まさか10年続けられると思っていなかったのも正直なところなので。

そんな私たちとしても大切にしたい節目を、当店をいつも訪問してくださるお客さまと一緒に共有できる何か（？）を企画しようとも思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

10年の節目を、いつの日か20年の節目に更新できるように。もし願いが叶うなら「北欧、暮らしの道具店」というお店が時代を超えて永く観られる映画のように、お客さま・読者の方たちと一緒に年輪を刻み年を重ねることができるように。

少し先の未来を想いながら、いま目の前にある課題ややるべきことにコツコツ取り組んでまいります。

皆さま、今年も「北欧、暮らしの道具店」をどうぞよろしくお願いいたします。

北欧、暮らしの道具店
店長　佐藤友子

 

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