【あの人が着てみたら】大人が欲しいベーシック。中綿ベスト付きの軽やかアウター、 江面旨美さんの着回しコーデ
着心地は軽やかで、それでいてあたたかい。単体でも使える中綿ベスト付きで、体温調整もしやすい。そんなミドル丈のアウターをつくりました。
秋から真冬、そして春先まで。長いシーズン頼れて、ベーシックだからコーディネートにも合わせやすい一着です。
今回はバッグ作家の江面旨美(えづらよしみ)さんに、このアウターを着回していただきながら、秋冬のおしゃれについてお話を伺いました。
かろやかミドル丈アウター
「スポーティーなテイストを、選ぶようにしてるんです」
バッグ作家として活躍する江面さん。グレイヘアのボブに黒縁の丸眼鏡、シンプルな装いを品よく着こなす姿が印象的です。
江面さん:
「年を重ねてからは特に、少しメンズライクというか、スポーティーな洋服を選ぶことが多くなりました。
秋冬のコートやニットもそう。昔はデコラティブなデザインやドレッシーな服も楽しんでいましたが、70代の今はスポーティーな方が元気に見えるし、自分にしっくりくる気がするんです。
それから、やっぱり着心地。若い頃は多少チクチクしたり動きにくくても好きなデザインなら平気でした。でも今は無理をしなくなりましたね。心地よさが譲れなくなってきて」
今回のアウターは、ご試着してみていかがでしたか?
江面さん:
「見た目以上に軽くてびっくりしました。少しメンズライクなシルエットや、装飾が少ないシンプルなデザインも好みです。ベストの取り外しがジッパーではなくボタンでできるのも親切なつくりだなと思いました。
あと色も。黒は合わせやすいから、私の手持ちのコートも自然と黒が多いですね」
では、着回しコーディネートを見せていただきましょう。
秋から真冬まで
江面旨美さんの大人カジュアルコーデ
身長160cm
ブラック・Mサイズ着用
Autumn coordinate
ボーダーカットソー×チノパンに
身長161cmの江面さんに、ブラックのMサイズを着用いただきました。まずはベストなしで、アウターだけを羽織ってみます。
江面さん:
「秋って、オシャレが楽しいですよね。今年も夏が長かったから、秋服を着られるのが嬉しいわ。
普段よく着るボーダーカットソーに太めのチノパン。そこにナイロンコートを合わせました。カジュアルなときは、靴やバッグをレザーにしてキリッと引き締めるようにしています」
▲袖口を二回折って、ボーダーをちらりと見せる着こなし。「袖口が広めだからまくりやすいのもいいですね。秋の日差しで暑いときの温度調整もしやすそうです」
江面さん:
「ミドル丈というのも、日常で着るのには、一番ちょうどいい気がしました。動きやすくて、それでいてお尻までちゃんと隠れて、寒さ対策もできますし。
あと、とても軽いんだけれど、丈夫な生地感も伝わります。パリッと見えるのにストレッチが効いていて、動きやすいのもうれしい。これなら肩がこったり、動きづらかったりすることもなさそうです」江面さん:
「最近は、ソックスや小物で赤や青などの差し色を選ぶようにしているんです。些細なことですが、色があるとやっぱり元気がもらえて気分が明るくなりますよね」
Autumn coordinate
黒のVネックニット×白スカートに
アウターに付属するベストは、ライナーとしてだけでなく、単体でも着られるデザインです。
江面さん:
「裾がラウンドしていてデザインに気が利いているから、ベストだけでも単に防寒着というようなイメージじゃなく、オシャレに着られますね。このまま出かけてもいいし、室内で肌寒いときにも便利だと思いました。
バッグの個展など、仕事で地方へひとり旅に行くこともあるのですが、そんな旅のときにも持っていってもよさそう」
江面さん:
「丈感が長めで、 腰がきちんと隠れるのもいいわね。身幅がゆったりしているから、ボリュームのあるボトムスなどともバランスがとりやすいです。今回は長年愛用している白のスカートを合わせました。トップスは黒のVネックのニットを。
白ボトムスのときは、白い靴やソックスを合わせて、色を繋げるのが定番です」▲ネックカフは30年ほど前に札幌で買ったビンテージとのこと
江面さん:
「いつもシルバーのアクセサリーをプラスして、カジュアルすぎない印象に整えるんです。
時計やブレスレットは、あえてメンズっぽい大ぶりのものを選んでつけています。その方が、手首や手がすこし華奢に見えるでしょう」▲ベストには両サイドにポケット付き。ちょっとした小物入れにも
Winer coordinate
セーター×ブルーデニムでお買い物へ
最後は冬をイメージしたコーディネートです。
江面さん:
「アイボリー色のセーターにブルーデニムは、冬の日常の定番コーデ。
ベストを中に付けてアウターを羽織りましたが、袖まわりに余裕があるので厚手のニットの上からでも窮屈じゃありませんでした」
▲ちらりとのぞく、ボーダーのソックスが可愛いです
江面さん:
「裾を絞るとシルエットが変えられるのもいいですね。モッズコート風に丸みが出て可愛らしい雰囲気になります。
黒のマフラーを合わせても、襟が立ちすぎないから巻きやすかったですよ」
江面さん:
「袖口はボタンが二つあって、寒いときはきゅっと留められるのも安心。ベストがちらっと見える感じも、なんだかいいですね。
スポーティーでスッキリ着られて、着心地もよくて。秋冬の日常に一着あると、心強いコートだと思います」
§
ベースはベーシックな服で。そこへ、大ぶりのアクセサリーやレザーのバッグ、ちょっと遊び心のある靴下など、自分らしいアクセントを加えながらコーディネートを楽しんでいらした江面さん。
そんな姿が印象的で、シンプルな服をどんなふうに着ると自分らしくなるのか、私もオシャレをもっと探求したくなりました。
秋から冬、そして春先までロングシーズン活躍する、あたたかくて軽やかなアウター。ぜひ商品ページもご覧いただけたらうれしいです。
中綿ベスト付きのかろやかミドル丈アウター
色はブラックとベージュ、それぞれSとMの2サイズです。サイズは以下の身長が推奨の目安です。
S:154cm以下
M:155cm以上
着用レビューでは、身長154cm、158cm、160cm、162cm、167cmのスタッフが着てみました。気になる着丈や色選び、コーディネートの参考に、ご覧ください。
スタッフの着用レビューはこちら【写真】ニシウラエイコ
江面旨美
バッグ作家。30代の頃、主婦業のかたわら革や帆布でバッグ作りを始める。36歳でバッグブランド「umamibags」を立ち上げ、現在は年に数回、全国で催される個展でバッグを販売する。
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