
新学期。慌ただしい朝やお昼におすすめしたいのが「海苔巻き」。
ささっと巻けて、具材たっぷり。難しそうに思えるけれど、実はおにぎり以上に手軽で満足度の高いメニューです。
今回は海苔巻き上手な料理家・黄川田としえさんに、手軽でちょっと試したくなる、アレンジ海苔巻き3品を教わりました。
3品目はウインナーオムレツを巻き込んだ変わりだね海苔巻き。子どもも食べやすいまろやかな味です。
1品目はこちらからチーズがとろり。栄養バランスも◎
ウインナーとチーズのオムレツ巻き

材料
ごはん…160〜180g(好みで調整)
焼きのり…全形1枚
卵…1個
ウィンナー…1本(薄切りにする)
小松菜…3枚(2cm幅に切る)
スライスチーズ…1枚(半分に切る)
ごま油…小さじ1
醤油…小さじ1/3
白ごま…小さじ1
塩…適量
作り方
1.温かいごはんに白ごまと塩ひとつまみを混ぜる。

2.オムレツを作る。

卵に醤油を加えて混ぜる。フライパンにごま油を中火で熱し、ウインナーと小松菜を加え、塩少々をふって炒める。


小松菜がしんなりしたら卵を流し、箸で混ぜながら全体に火を通す。皿に移し、粗熱をとる。
黄川田さん;
「具材が多いので、卵で包みきれなくても、全体が固まればOKです。オムレツというよりは卵とじに近いような仕上がりになります」
3.巻いていく。

ラップに海苔の長い辺が縦になるように載せ、巻き終わりを3cm残して、粗熱をとった寿司飯を薄く敷く。

敷いたご飯の中心にオムレツを置き、その上にチーズをのせる。手前からラップごとごはんを持ち上げ、具材を包むようにくるりと一周巻く。

一周巻いたら手に力を入れ、しっかりと固める。はみ出ている残りの海苔も巻き込み、最後に再びぎゅっと力を入れて形を整える。

黄川田さん:
「今回の海苔巻きは具材が少なく巻きやすいので、巻きすの代わりにラップを使いました。もちろん巻きすを使ってもOKです」
▲ラップは巻きすに比べると綺麗な円柱になりづらいので、巻き終わったら全体の形を手で整えて

5分ほど置いて具材がなじんだら、包丁で8等分に切る。
黄川田さん:
「一度切るたびに濡れぶきんで包丁の刃を拭くと、ご飯粒のべたつきがなくなり、断面が綺麗に仕上がります」
ウィンナーオムレツは断面の華やかさも魅力。小松菜の色味が合わさって、お弁当に入っていたら嬉しい、愛らしいビジュアルです。
どこかなつかしい味わいは、子どもから大人まで好きな味。気分を変えたい日にはこんな海苔巻き、いかがでしょうか。

全3品ののり巻き。詰め混む具材が変われば味わいもガラリと変わり、海苔巻きは「海苔で巻く」という小さな制約の中に無限の可能性がある食べものなのだと、その懐の深さを知りました。
甘さと塩気とコクと酸味、シャキシャキしたものとやわらかいものなど、ひとつの海苔巻きに複数の味わいと食感を入れてみるのがポイントだと黄川田さん。昨夜のおかずを巻いてもいいし、冷蔵庫に余った食材を巻き込んでみてもいい。気ままな海苔巻きが新生活のお供になりますように。
【写真】那須野友暉
もくじ
黄川田としえ
料理家・フードスタイリスト。雑誌やweb、広告などのメディアでレシピ開発・フードコーディネートに関わる。元プロサッカー選手の夫、プロテニスプレーヤーの娘をもち、アスリートを支える食事作りを手がけてきた経験から食育インストラクターとしても活躍。「tottorante」主宰。HP:https://toshiekikawada.com/
Instagram:@tottokikawada
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