【あの人のバッグ】バッグの中身は自分だけの世界。好きなものを好きなだけ詰め込んで

ライター 瀬谷薫子

リップに手帳、お財布、ポーチ。お出かけに欠かせないものとして選び集めてきた「バッグの中身」には、そこかしこにその人らしさが詰まっているように感じます。

「あの人のバッグ」は、気になるあの人のバッグやポーチの中身を見せてもらう連載。今回ご登場いただくのは、都内に暮らす会社員の有田紗世(ありた さよ)さんです。

以前、住まいの特集で取材をさせていただいた有田さん。好きなものがめいっぱい詰まったわくわくするインテリアが素敵でした。

今回はそんな彼女の、休日のバッグの中身を拝見します。



ーバッグとその中身ー

オフの日は身軽に、自由に

好きなものだけを詰め込んで


(左上から時計回りに)
ヘッドホン / ACCENTUM
ポーチ / OLU PRODUCT
文庫本 / 吉本ばなな(「ミシンとふびん」)
タオル / 「エルマーのぼうけん」展のグッズ
ドライシャンプー / Diane
ペン / tokyobike ×JETSTREAM
財布 / オサムグッズ
ポーチ / marimekko

有田さん:
「バッグの中には、自分が好きでわくわくするものだけを入れています。統一感はあまり気にしていなくて、自分だけの自由な空間に。

ものが増えてしまいがちなので、仕分けのためポーチを複数持っていること、必須で使うリップクリームは、よく見失ってしまうのでいろんなポケットに忍ばせているところが、自分らしい部分かもしれません」

有田さん:
「気に入っているのはオサムグッズの財布。

元々は革のものを使っていたのですが、夫が愛犬のサムと私にそっくりだからと、突然買ってきてくれて。フェスにいくときの財布として使ったら、使い勝手がよくてそのまま愛用するようになりました。

使ううち、DOGというキャラクターが本当に愛犬にしか見えなくなってきてしまって。キーホルダーも購入し、後から財布につけました」

有田さん:
「愛用しているバッグは、GIANNI CHIARINI(ジャンニ )のもの。両親と妹と買い物に行った時、母と妹と私に父が買ってくれて、その思い出も愛用する理由のひとつです。

文庫本が入るくらいの小ぶりなサイズが、休みの日にはちょうどよく、見かけによらずたくさん入るので重宝しています。

仕事は営業職で、出張が多いので、平日は荷物がとても多い方です。その分、休みの日はできるだけ身軽でいたいから、バッグから小さくするように。だいぶ必要最低限のスタメンだけに絞れるようになってきました」




ーポーチとその中身ー

自分の顔を理解してきた30代

引き算を重ねた、最低限のコスメ


(左上から時計回りに)

ポーチ / marimekko
リップ / hince
ホットビューラー / goodsman(ハリウッドアイズ ホットアイラッシュカーラー)
ブラシ / ドラッグストアで購入
リップ / NIVEA
パウダー / NARS (ライトリフレティングセッティングパウダー)
くし / 「エルマーのぼうけん」展のグッズ

有田さん:
「オンオフに合わせてメイクを変えることはありませんが、リップだけはいろいろな種類を持っていて、その日の服やシーンに合わせて質感や色を変えています。

気に入っているアイテムは、ホットビューラー。これを使い始めて日々のメイクがより楽に、快適になりました」

有田さん:
「はじめてメイクをした10代の頃に比べると、年齢を重ねるにつれ、自分の顔を理解してくるからか、必要なものがわかるように。

結果メイクはどんどん引き算になっていって、あまりたくさんのアイテムを持ち歩くことも、買うこともなくなったなと実感しています。

最近はリップとホットビューラーがあれば大丈夫と思えるほどで、ポーチの中身もより身軽になってきています」


思い出とセットでコレクションするバッグたち

有田さん:
「バッグといえば、旅行先で出会うその土地ならではのトートバッグをつい買い集めてしまいます。特に海外旅行では、1度の旅行で3つは買ってしまうほど。美術館やカフェ、アイスクリーム屋さん、マーケット……いろんな場所が作っているそこだけでしか買えないデザインに弱いんです。

家はトートバッグだらけですが、どれも本当にお気に入り。使うたび、その土地の雰囲気が頭の中によみがえって、嬉しい気持ちになります」


有田さん:
「バッグは私にとって一番の、”感覚だけで選べる” ファッションアイテム。

服なら洗濯のしやすさや、手持ちの服との合わせやすさ、自分に似合うかどうか。靴なら歩きやすさなど、デザインだけではない機能性も考慮して選ばないといけないことが多いですが、バッグならそんな制約がなく、ただただ気に入ったという理由だけで手に入れられる自由なところが好きです。

選ぶときの基準は、インテリアのアイテムと同じで、心が動いたかどうか。

ただデザインのかわいいものというよりは、旅行先でコーヒーがとても美味しかったカフェのバッグや、子供の頃から好きな絵本の展示グッズ、友達がデザインしたグッズ……というように、背景にも自分の気持ちが重なるようなものを選ぶことが多いです。

世の中には可愛いものが溢れているけれど、その中でこれを買ったのは、こんな場所でこんなエピソードがあって……!と、ついつい語れてしまうような『好きなもの』だけを、これからも大事に持っていきたいなと思います」


コメントひとつひとつが、まさに有田さんらしさ。感覚をのびのび使って、素直に、好きに集めたバッグの中身は、住まいと同じようにわくわくする小さな箱庭のようでした。


次回はどんなバッグが登場するでしょうか。お楽しみに。


「あの人のバッグ」過去回はこちらから

有田紗世

大阪出身、都内在住の会社員。夫婦2人暮らし。インスタグラムでの、心地いい住まいや暮らしの投稿が人気。

Instagram: @arisayo


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