【23時の、僕とおやつ】子供の時、どんな大人になりたかったですか?僕の仕事は「知ること」から始まりました。
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
先日、工房で作業中に、夢や目標を持つこと、好きなことを仕事にすることについての話が出たので考えてみました。
男の子だったらパイロット?消防士?サッカー選手?女の子だったらお花屋さんやケーキ屋さんでしょうか。
僕は、学校の先生や両親、親戚に「将来の夢は?」と聞かれて何も答えられない子供でした。成長するにつれ、「夢」が「進路」に変わって、黒いスーツを着るようになってもなかなか明確な方向性が打ち出せず、途方に暮れていた思い出があります。
好きなことや興味があることを仕事にする? でも自分はいったい何が好きなんだろう…
本当に、「好きなことは何か」というアプローチから職業を決めていいのだろうか…
軸になるようなことが見つけられないでいました。
知らないことがたくさんある。
少し前に、NHKの「仕事を紹介する番組」を観ました。紹介されていたのは、家電などの大きな製品を送るための梱包用クッションをダンボールだけで作る、という職業の方。
その方は就職してから20年以上ずっとその仕事をしており、常に梱包のことを考えていて、スペシャリストという言葉がぴったり。目立たない裏方の存在ですが、僕にはとてもかっこよく見えたんです。
ホームランとは程遠い。それでも…
僕は、お菓子屋さんやコーヒー屋さんにどうしてもなりたかったわけではないし、幼い時からそのための準備もして……という人生ではありませんでした(なるための準備は、あとでもちろんしましたけれど)。
ただ、「このままでは行き詰まる、何かを変えなくては」という時に、自分が何を持っていて、何ができて、何ができないかを把握して、どんなものを作れるかを考えた結果できたのがOYATSUYA SUNです。
人が生活する中で、食事や睡眠は絶対に必要だけど、同じくらい休憩や気分転換も必要だと思います。
でもそういう「なくてもなんとか生きていける」ようなものは案外見落とされがちのような気がしています。そういうものが提供できたら、そのチームは社会から必要とされるようになって、そのまま仕事として成り立つんじゃないか、という仮説が根っこにあります。
きっと今そうやって考えられるようになったのは、わからないことをわからないなりに諦めずに考え続けたからだと思います。
ホームランのような画期的な解決方法とは全然縁がない人生ですが、しぶとく楽しく生きていきたいところです。
今週の“LIFE WITH OYATSU”は…
さて今週も、人生に必要な休憩や気分転換のおともにしてもらいたい、僕らのグラノーラが焼き上がりました!
メープルグラノーラが好評だったので、今週は「温州みかんとシチリアレモンのグラノーラ」を瓶に詰めて販売しています。
ごろっとしているドライみかんが瓶からのぞいていて、見た目にも涼しげですよ。
湿度が高い日が続いているので、ぜひさっぱり食べられるこのグラノーラで、じめっとした気分を吹き飛ばしてください◎
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